どんな旅でも楽しみの一つに「食事」がありますよね。
海外ならばなおのこと、いつもは食べない食感や風味の食事を楽しむのが醍醐味です。
美味しいレストランへ出かけるのも楽しいですが、一つ提唱したいのが、
「食材を買ってきて自炊してみる」ことです。
本気モードで自炊すれば、いろんな発見があります。
普段から自炊していない人でもちょっとした一工夫で地元民的な食の楽しみを堪能できるんですよ。
本日はそんな、「旅先での自炊」について触れてみようかとおもいます。
ここでは、ホテルステイではなく、現地でアパートメント滞在をしている前提です。
アパートメントを利用する旅も本当にオススメです。ぜひ検討して見てはいかがですか?
簡単な自炊でも、かなりのコスト削減になる!?
いきなりせこい出だしになりましたが、特にお金のかかる海外旅の場合、自炊を導入することで、大幅に旅のコスパがよくなるのも魅力的なポイントです。
コストの問題だけでなく、キッチン設備の整ったアパートを借りたら、朝のコーヒーを自分で淹れるだけでも、気分は違ってくるものです。
普段そんなに真面目にキッチンに立っていない。という人でも、旅先のアパートでオシャレに仕立てられたキッチンに立ったら、ちょっとやって見たくなるという人も多いようです。
普段見かけるトマトやパプリカなどのお野菜の味は、やはり土地によって、味わいが変わってきます。
その違いを楽しむことも、旅先の食事の楽しみの一つでしょう。
朝、昼、晩と完璧に自炊する必要は全くありませんが、朝はアパートで摂るようにする、など、ポイントポイントで自炊を取り入れることで、食費の大幅なカットも見込めます。
やはり、きちんとレストランやカフェで食べるよりは、スーパーや商店で食材を買ったほうがどこの国でも安く上がる傾向にあります。
物価やコスト感覚は行く先によっても違ってはきますが、旅の予算をなるべく安くあげたい人にも自炊はオススメです。
別に、きちんとした料理を作り上げる必要もありません。
朝を自炊にするなら、パン、チーズ、野菜などを買って、ついでにブイヨンも買っておいて、野菜はサラダにしたり、スープにしたりするだけで、十分な朝食が楽しめます。
こちらの写真は、以前にプラハでアパート滞在した時の私の朝ごはんです。
見事に、チーズとトマトとハム!だけです。(笑)
ビールを飲み倒すテーマで旅をしていたので、この時は味噌汁だけはインスタントを家から持って行き、毎朝飲んでました。(笑)
朝ごはんを基本こんな形にして(野菜は日替わりで色々変えましたけど)、いろんな種類のパンがあったのでパンも日替わりで毎日パン屋さんに買いに行って楽しんでました。
昼は外食にして、夜は呑んでしまうので飲み屋さんの郷土料理とかで済ませてました。
普段からやらない人はオール外食でも全然OK!
アパート暮らしをするからと言って、必ず自炊をしなくてはいけない!というわけでは全然ありません。
せっかくの異国の地なので、その土地の美味しいものを、土地の人が作ったといういいクオリティで頂くのも、勿論楽しみの一つですから、そこは大いに楽しみましょう。
普段から、家で食べる習慣がないという方であれば、美味しいお店を頑張って探して、心ゆくまで堪能するのがいいですね。
地元の人が足繁く通う人気店を見つけられたら、観光客向けのお店より圧倒的に安く上がるケースもありますし、探す楽しみもひとしおですよね。
食は旅の楽しみとして大きなウエイトを占めますので、その分気合も入るので、お気に入りも見つけやすいと思います。
旅先のお気に入りをルーティンに出来るというのものんびり旅する上での醍醐味。
是非ともお気に入りの食事を確立してください。
デリ買いでも、自炊気分は満喫できる!
さて、普段特段真面目に自炊はしないけど、海外でその気になっちゃった。というケースもよくあることです。
ホテル予約サイトやエアビーなどで借りることができるアパートは、国を問わず、海外のお客さんを取り込もうということから、オシャレに作られていることが多いので、そういう気持ちになるのも頷ける話です。
やっては見たいけど、普段しないからスキルがないなぁ、という人には、デリでのお買い物をお勧めします。
デリで美味しそうなメニューをゲットして、それをアパートに持ち帰り、お皿に綺麗に盛ったり、温め返したりするだけでも、立派な自炊気分を楽しむことができます。
また、さきほど触れた朝食レベルでも、自炊スキルがなくても材料を切るだけで成立しますよ。
オシャレなダイニングや、居心地のいいテラスなどでこれらを頂けば、自炊気分と、旅気分をいっぺんに満喫することができます。
作るのは面倒だから無理!という人も、一回くらいはこういう感じでキッチンに立って見てはいかがでしょうか。
案外それがきっかけになって、以降自炊の楽しさを覚えて、日本に帰った後にも色々とトライしてみよう、という気分になるかもしれません。
そうしたら、日本でも気が向いた時に色々練習して見て、次の旅で実地してみる。という楽しみ方もできてしまいますね。
ちなみに私の体験をお話ししますと、海外では野菜の味が濃いような気がしてとっても美味しく食べられるので、朝を自炊するようにしています。
そうなると、毎朝、起き抜けに、前の番に買っておいた野菜を切ることから1日が始まるわけですが、これが結構癖になりました。
最近では、日本でも1日一回、野菜をまな板で切らないと気が済まなくて、必ず生野菜を食べるようになったといういい効果があります。
生野菜を欠かさず摂るようになると、お通じが抜群によくなって、体調がすごいスッキリするんですよね。
その上、風邪も滅多にひかなくなりました。
海外でのちょっとした自炊が、後々、まさかの、健康状態の改善に繋がったんですよね。
そうなると欲も出てきて、次回の旅では、サラダとスープ以外の、肉料理とかを本格的に作ってみたいなとか思っていたりもします。
とは言っても、これに関しては、事前準備とかは全然していません。
やっぱり出会いの新鮮さが嬉しいので、目に付いた食材を、お店の人にたどたどしい言葉でも聞いて、調理法を教えてもらって試してみる。
その時必要だからと買った調味料類は、お土産として持ち帰り、帰国後にも愛用することで、現地の味を思い返せます。
旅自炊は、楽しいですし、思い出にもなります。
個人的には、少しずつでも、自炊を取りれることを強くお勧めしたいですね。