海外旅行に行くなら、英会話は必須スキル!と考える方は多いでしょう。
どんなスタイルの旅行にしても、何かしらのコミュニケーションは絶対に必要になってきますので、当然といえば当然ですね。
でも、言葉に自信がないからと、旅行自体を諦めたりためらったりしてしまうのも勿体無い話だと思いませんか?
今日は、旅で大切な「言葉」について触れてみたいと思います。
もちろん英語が使えるならそれに越したことはない!
今や世界各国で利用されている英語。
使いこなせるならそれに越したことはないでしょう。
英語圏の国へ旅に出るなら勿論必須スキルですし、英語圏以外の国へ行っても、英語が使えれば大抵はなんとかなるケースが多々ありますよね。
ですので、長い目で見ると、英語はきちんとマスターするのがベストでしょう。
とは言っても、いきなり話せるようになるものでもないですから、初めは単語だけでも、「伝えたい」という意思を持ってコミュニケーションするように心がけていればいいと思います。
どんなに頑張っても、もともとある程度のスキルがあったとしても、どの道どこかで言葉に詰まります。(笑)
その経験こそが、英語をマスターする一里塚なのではないかなぁと個人的には思っています。
かくいう私も、そんなに喋れるわけではなく、現在、鋭意習得中だったりします。(笑)
そんなレベルでも、現地へ行ってしまえば、英語で会話するより他に術がないので、日が経つごとに段々と口に出るようになって来ます。
この原理を応用(?)して、普段の英語学習は、オンラインの英会話教室を利用しています。
まぁ、私の場合、根が面倒くさがりなので、あんまりガッツリとはやってないのが問題ですが(苦笑)
コストもあまりかかりませんし、教室はいっぱいあるし、お試しができるところも多いので、「続くかどうか試しにやってみたい」という方にはオススメできる手法かなと思っています。
旅行に必要なのは英語だけじゃない!?英語が使える人でも、現地の言葉は覚えよう!
そんなわけで、英語は是非マスターしたい所ですが、旅の出発までに英語以上に準備しておきたいのが、行き先の国の「母国語」です。
「えっ?」と思われる方もいるかもしれません。
ですが、これ、英語以上に重要です。
勿論、英語が母語の国へ出かける場合はここも英語になるのである意味シビアさが増すかなと思います。
私は、英語以外の言語が母語である国へ行く場合は、現地の言葉を単語レベルでいいので必ず覚えて行くのがマナーだと考えています。
短期間でもお邪魔して住み着く者の礼儀であり、何より現地滞在を楽しくするための必須要素だと思うんですね。
私は最近はヨーロッパにはまっているのですが、ヨーロッパへ行くと思うのは、英語以上にその国の母語が大切だということにつきます。
当たり前ですが、そこで生活している人は母語を話すわけです。
勿論、英語も使える方が多いので、こちらが英語で行けば英語で返してくれるケースがほとんどです。
でも、最初の一声は、ほぼ必ずと言っていいほど、母語が飛んで来ます。
むしろ英語は、こちらが相手の母語に追いつかない時に「英語でもいいか?」と断ってから話すことの方が多いです。
勿論、ホテルや観光施設など、観光客相手のところであれば、そんな気遣いはいらないのかもしれません。
ですが、これが出来ると出来ないとでは、相手の反応も、旅の思い出も全く違って来ますよ。
また、アジア圏の国だと、お互い英語がカタコトになるケースもままあります。
これはこれで、お互いが、なんとか相手に通じる単語を!と試行錯誤するので、意外と通じます。
その中で、少しでも相手の母語を交えることで、やはり相手の印象が抜群に良くなります。
同じ原理で、相手も日本語のカタコトを混ぜて来てくれたりしますよね。
海外で、日本人とわかった時に相手に無闇に「アリガトーコニチハー」などと言われた経験をお持ちの方も多いでしょう。
そんな時、ちょっと楽しかったり嬉しかったりするのではないでしょうか。
同じことをこちからかも返すべきだと思うんですよね。
旅行の時、最低限覚えておきたい現地の言葉とは!?
では、どんな言葉を押さえておけばいいのでしょうか?
まずは何と言っても「挨拶」でしょう。
その国の言葉で、おはよう、こんにちは、さようなら、おやすみなさい。位はマストで覚えましょう。
道行く人やお店の人、ホテルのスタッフとの挨拶はこれでいきましょう。
英語でするより、相手の反応は明らかにいいですよ。
プラスして、旅先で自分がよく使うであろう単語やフレーズは覚えて行くとなお良いでしょう。
例えば私の場合なら、どこへ行ってもまずビールを飲むので、ビールの注文の仕方はちゃんと事前に暗記していきます。
あと、「お勘定お願いします」とか(笑)
カフェをよく利用する人なら同じパターンでコーヒーをオーダーするフレーズは抑えて置いたり、電車にいっぱい乗る予定なら切符を買うときのフレーズですね。
きちんとした文章でなくとも、母語の単語を並べて通じればOKです。
私はいつもそんな風にして、ドイツ語、マジャール語、チェコ語、タイ語、インドネシア語と、行くたび単語を覚えて来ました。
ちなみにですが、ヨーロッパへ行かれる方で、ドイツ語~中欧方面であれば、ドイツ語を覚えておくと便利ですよ。
ドイツ語を母語にしている国は結構ありますし、国の母語は別でも、地域によってドイツ語が生活語になっているところも結構あります。
チェコへ行った時には、チェコ語の単語をいくつか覚えていきましたが、チェコは結構難しいので、覚えたものの通じない(笑)こともありました。
が、プルゼニュなど、ドイツよりの街だと、レストランのメニューにドイツ語版があったりするので、覚えておくと何かと便利なんだなぁと実感しました。
私の場合、最初に行ったヨーロッパがドイツだったこともあり、ドイツ語はかなり頑張って半年ぐらいみっちり勉強してから行きました。
多分、英語とどっこいくらいは使えると思います。文章である程度会話できるので。
(要するにどっちもヘボヘボということですけど。笑)
それが他の国でも役に立つというのは結構新鮮な驚きでした。
完璧に話せる程のスキルはなくても良いので、いくつか、現地の言葉をモノにしてから出かけることは必ず心がけたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく旅行に行くのだから、いろんな人と触れ合って、会話して、楽しい体験を積みたいですよね。
英語は頑張ってマスターしたいですが、ほんのちょっとの母語を添えることで、初対面の人との会話も弾むと思いますよ。
そういえばミュンヘンの駅前の灰皿コーナーでタバコ吸ってたら、初老な感じのちょいワル系(笑)のおじさんにナンパされて、しばらくドイツ語と英語のごちゃ混ぜで色々とおしゃべりを楽しんだこともありました。
頑張ってドイツ語で話しつつ、うまくいえない時だけ強引に英単語を使ったりしてましたけど、全然会話が成立してました。楽しいひと時で、思わず電車に乗り遅れそうになったことを覚えています。
どのみちすぐにはペラペラにはなりませんので、臆せずコミュニケーションしてみたいですね!