私が「暮らすように旅をする」ことに興味を持ったきっかけとは?

お出かけ
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最近、ちょいちょい海外旅の話ばかりを書いております。

毎日のいろんな発見を幅広く書いていきたいな〜、と思いつつ、ついつい書き始めるのがこの旅ネタ。

結局旅好きなんですよね〜(笑)。

今ちょうど次の旅のプランを練っていて、航空券の価格チェックをしているところなんです。

もうちょっとプランが具体的になってきたら、次の旅の話なんかも書き始めちゃうんじゃないかなぁと思っています(笑)。

私の(というかいつも夫婦で出かけるので「我が家の」)旅は、基本的にはフリープランの旅。

大抵はアパート滞在で、日程や場所によってはホテルを選ぶこともありますが、コストも重視したいのでなるべく安く上がるよう手配しています。

行った先でやることといえば、もちろん観光もある程度はするんですが、ほとんどはお散歩。

街歩きがとにかく大好きなんですよね。

さらに地元のスーパーやマーケットへ出かけてお買い物して、お家(アパート)に戻って自炊して、と「暮らすように旅する」スタイルを楽しむのが好きなんです。

そこで今日は、私の旅がどうしてそういうスタイルに落ち着いたのか。をちょっとご紹介したいと思います。

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何も考えない旅では得られるものが少ない!

そもそも私の場合、あまりパックのツアーに参加したことがありません。(笑)

これは、最初からこだわりがあったわけではなく、最初の頃の旅行がたまたまそんな体験ばっかりだったからです。

と、いうのも、私の初めての渡航先はバリ島で、スキューバダイビングのツアーだったのです。

しかも、当時お世話になっていたスキューバダイビングのショップが企画したオリジナルの旅だったので、いわゆるガイドさんが街や名所を案内してくれる、という経験をあまりしていないんですね。

勿論海の中は徹底的にガイドしてもらいましたけど(笑)

旅先では朝から午後まで海に潜って、海から上がった夕方以降は、美味しい晩ご飯とお酒を楽しむ日々なので、観光など全くしませんでした。

唯一、どのツアーでも最終日だけは海に潜りません。(スキューバダイビングは、飛行機に乗る前日は気圧と体の関係で潜ってはいけないのです)

この日は、ホテルのオプショナルなどを利用して観光することもありましたが、大体はやっぱり海やプールで素潜りしたり泳いだりして楽しんでいたので、やっぱりあんまり観光した思い出がないんですね。

あちこちの海を楽しみましたが、街や名所を楽しんだことはほとんどなかった若い頃でした。

その後あんまりスキューバダイビングをしなくなってきて初めて、陸メインの海外旅行に行ったのが当時お勤めしていた会社の社員旅行でグアムでした。

これがまた、超絶つまらなくて(笑)あきれ果ててしまったのでした。

誤解のないように言っておきますと、グアムがつまらない場所だって事じゃないですよ。

朝から観光バスに乗ってあちこち回るんですが、常に職場の人と団体で動かねばならず、全く自由感がなかったことがつまらなかったのです。

その旅行では1日だけ完全終日自由行動の日があって、朝からやれ射撃だ、シュノーケリングだとホテルのアクティビティを使いまくって遊び倒しましたが、それくらいが楽しめたポイントでした。

朝ごはんも昼ごはんも全員一緒に食べて、夜に至っては毎晩全員で会食宴会。

日本じゃないからタタミが円卓になっただけ。

海外でアサヒやサッポロの瓶ビールが無かったおかげでお酌しなくて済んだのがよかったって程度です。(笑)

今なら普通にあるんでしょうね。瓶ビール。あ、でも宴会する企業があんまりないかな(笑)

まぁある意味古き良き時代ではあるのですが、せっかく海外まで行ってこれか~。

と興ざめしたものでした。

その後、ダイビングで知り合ったショップの方と、偶には陸メインで旅行してみよう。ということになり、タイへガイドさんのついたパッケージの観光旅行に行ってみたことがありましたが、これも、結局あんまり強烈な思い出としては残っていません。

気の置けない友人同士だったので、最高に楽しかったのですが、あとあと何も残らないんですよね。

タイですから、当然、お寺などをいっぱい巡ります。

インパクトのあるお寺なども沢山あるのですが、その時はわーすごい。と思っても、後々までは記憶も感動も持続しないんです。

仏教に大変な興味を持っている人が訪れれば勿論その人の中でその記憶と感動は鮮明に何時迄も残り続けるでしょう。

でもそうでない一般ピーポーであれば、その場の「すごーい」で終わりなんですよね。

実は普段から趣味が「お散歩」この流れは必然だった!?

その後はしばらく海外に行かない生活が続きましたが、転機となったのが、初めてのドイツ旅でした。

これは、観光旅行でも遊びでもなく、見本市の出店スタッフとしての旅でした。

いわゆる「出張」です。

勿論どこも観光せず、期間中はホテルから会場まで往復の毎日です。

毎晩見本市を終えてホテルに戻ってから、みんなで晩ご飯を食べるお店を探して歩く時に、街を色々とのんびり歩くという楽しみ方を覚えました。

この充実感は今までの海外では全く味わったことのなかったものでした。

あ、勿論、海の中ではいつも大充実!だったのですが、陸のはなしですね。

と、同時に、まるでサラリーマンの様に異国の地でいつも通りに過ごす快感というのがたしかにあったんです。

ただ、いつも通りに出張先でホテルから現場に出向くだけなのに、右も左もヨーロッパの程よく古いかっこいい街並み。

仕事を終えて旅先のご飯どころを探す楽しさ。

全てが感動として今でもしっかり覚えています。

その楽しさを追体験したくて、その後もう一度休暇を取ってドイツを訪ねました。

この時は見本市という毎日通う仕事がありませんから、どう過ごそうかな。と考えた時に、自然と街をウロウロしてもっと街を堪能したいな。

という思いしかありませんでした。

ついでに言うと、日本でも趣味がお散歩です。

これも大きかったのかなと思います。

時間に縛られない自由が気持ちよすぎた!

その後、街歩きの楽しさに魅せられて、眺めの良い他の街も楽しんでみたいな。と思う様になります。

その頃に見たいくつかのテレビ番組も影響していたと思います。

旅費の節約も兼ねて、アパート借りてみようかと思い立ち、言葉もろくにできないのにパパッと予約してしまいました。

そうして出かけてみると、今度は買い物の中に、お土産の他に「明日の朝飯」なんかが加わってきます。

これもスーパーや市場を見て歩く楽しさを倍にしてくれました。

初めてのアパート滞在はプラハでした。

結果からいうと、このアパートは結構ハズレだったのですが、それでも立地も良かったので、ハズレなりに楽しむことができました。

プラハの街は当然ですが、観光客が沢山います。

言葉は悪いですが、本当にウジャウジャいます。(笑)

人混みがあんまり好きじゃないということもあり、街を歩く時間が段々と早くなっていき、結局毎朝4時とか5時に起きて街を散歩していました。

観光客が増え始める時間帯には駅から電車に乗り別の静かな街へ出かけたり、アパートに戻って昼寝をしたりして、夕方くらいから流石にお腹が空くので美味しいお店を探してウロウロ。

朝が早いので、夜遊びもせず、早い時間に就寝。

雨の日は1日アパートでゴロゴロ過ごしたりもしました。

出かける時間も帰ってくる時間もてんでんバラバラな日々が自由過ぎて、遅くなりそうかなと思ってもフロントの人に断る必要もなく、寝坊しようかなと思ったらお掃除を断ることもいらない手間のなさは、自宅で過ごしている様でとっても楽です。

その上、ヨーロッパのお部屋なので、自宅と違って、おしゃれ。(ハズレでも・笑)

これは中々気持ちの良すぎる引越しなんじゃないのかな?と思ってからはすっかりこの旅のスタイルの虜になっていました。

今ではもうアパート利用以外考えられない体質になってしまったわけですね。

まとめ

いかがでしたか?

そんなわけで実は今年はバルト三国方面への旅を画策しています。

どんな旅になるのか今から楽しみですが、また機会があればご報告したいと思っています。

散歩してる話ばっかりになるかもしれませんが(笑)、その時はお付き合いいただければ嬉しいです!