インドカレーの中でも一般的なチキンカレーのカロリーは、1人前およそ364カロリーと言われています。
カレーと一緒に食べることの多いナンは、大きいもので1枚400カロリーくらい、ご飯は1人前で300カロリーくらいです。
あまり低カロリーとは言えないメニューではありますが、インドカレーに入っている沢山のスパイスで新陳代謝を高め、ダイエット効果が期待できるとも言われていますよね。
ただ、お店で食べる場合には、カレーの種類によっては油を多く使っているので、注意が必要でしょう。
インドカレーを比較的低カロリーに食べるためには、家での手作りがおすすめです!
インドカレーの作り方の基本を抑えて、お家で手軽に楽しむには?
インドカレーをお家で作ることは難しそうという印象がありますが、揃えるスパイスは4~5種類ほどでも割と本格的に作れるので意外とオススメ。
インドカレーを作るために必要な基本スパイスは、コリアンダー、ターメリック、クミン、ガラムマサラ、チリ(唐辛子)になります。
それぞれの割合の基本は同量ずつですが、辛い方が好きな場合はチリを多めにしてもいいでしょう。
また、一度、割合を同量で作ってみて、自分なりに変えていってもいいですね!
本来インドカレーは、ホールと言われる形の大きいスパイスを油で炒めますが、より手軽に作るには、パウダーになっているものを利用するのがおすすめです。
スパイスパウダーであれば、スーパーでも手に入りやすいでしょう!
お家でも作れるインドカレーの作り方を、チキンカレーのレシピでご紹介します。
*材料(4人分くらい)
- 鶏ささみ 4本
- 玉ねぎ 2分の1個
- トマトの水煮缶(ホール・カットどちらでも)
- にんにくのすりおろし 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
- ターメリックパウダー 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1
- ガラムマサラパウダー 小さじ1
- チリパウダー お好みで
- 塩 仕上げで様子見
*作り方
- チリパウダー以外のスパイスを混ぜ合わせておき、玉ねぎはみじん切り、鶏ささみは一口大に切ります。
- フライパンに油(オリーブオイル)をしいて、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。
- 玉ねぎが色づいてきたら、にんにくのすりおろし、混ぜ合わせたスパイス類を入れて少し炒めて香りを出します。
- トマトの水煮缶を加え少し煮込んだら、鶏ささみを加えて煮込み、チリパウダーをお好みの量入れます。(水分が足りなくて焦げそうな場合には、お水を足しながら煮込むといいでしょう。)
- 味を見ながら塩を加えて完成です。
普通のカレーのベースには小麦粉が入っていますが、インドカレーの場合は小麦粉を使わないので、ダマになる心配もないでしょう。
私は辛い方が好きなのですが、家族に辛いものが苦手な人がいるので、まず辛みを抑えたものを作って皿によそった後、自分用でチリパウダーを足しています。
香りづけに、基本のスパイスにシナモンを加えるのもおすすめですよ。
インドカレーは地域によってもいろんな違いがありますが、南インドカレーの場合には水分が多く、スープのような感じなんだそうです。
最近では、色々なスパイスも手軽に手に入るようになっているので、自分好みスパイスでインドカレーを作ってみてはいかがでしょうか?
インドカレーの簡単レシピアレンジ!ヨーグルトを使ったマイルド系もおすすめ!
インドカレーと一言に言っても、お肉が入っているもの、野菜が多いものなど種類が多く、食べ飽きることもないように感じます。
ダイエットとしてインドカレーを食べたい場合、お肉を水煮の豆に変えたり、シーフードを入れてもいいでしょう。
茹でたホウレン草に、少量の水を入れてミキサーやフードプロセッサーでペースト状にしてカレーに加える、ホウレン草カレーもおすすめです。
マイルドなカレーが好きな場合、大さじ1杯のヨーグルトをカレーに加えたり、お好みでココナッツミルクを入れても美味しいですよ!
カロリーを気にしない場合には、バターや生クリームを入れれば、マイルドでコッテリした美味しさになります。
インドカレーに使われているスパイスは、食欲を増進させる働きもあるので、食べ過ぎには注意です。
カレーと一緒に食べるご飯を少なく盛ったり、ナンを食べる量も調整するといいでしょう。
ナンは、小麦粉とお湯、ベーキングパウダー(またはドライイースト)、塩があれば作れるので、小さめのものを自分で作ってもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
お店で食べるとどうしてもカロリーが高くなりがちなインドカレー。
でも自分でスパイスから作ったり、具材を選んで作れば、低カロリーにも仕上がるでしょう!
また、インドカレーに使われるターメリックには、体の脂肪を燃やす働きが期待できると言われています。
市販品とは違う、自分好みのインドカレーを作ってみてはいかがでしょうか?