節約をしたい、と思った時にまず考えたいのが、家計簿をつけるという事ですね。
家計簿をつけることで、今まで何となく使っていたお金が、何にどれだけ使っているか自覚を持つ事ができます。
結果として、無駄使いをしている事にも気づけるようになるんですね。
今回は、そんな家計簿を簡単に続けやすくなる項目の決め方や、つけ方についてまとめてみました。
手書きのノートとエクセル家計簿の違いについても、併せてご紹介しますよ。
家計簿の項目の考え方!最初はできる範囲から!
まず、家計簿の項目は少なくても4個、多くても10個までにします。
そもそも収支が分かればいいので、慣れない最初のうちは、固定費・食費・日用品・その他、程度の項目分けでも十分です。
固定費の中には、家賃・水道代・電気代・ガス代・電話にかかる費用など、毎月決まってかかる費用が入ります。
市販の家計簿を買っても項目が多すぎて面倒で続かない、という時はこの4個だけちゃんと書く、という事を意識するだけで十分です。
約3ヶ月続けると、段々コツがつかめてきます。
家計簿をつけるのに慣れてきたら、項目のつけ方を少し変えてみましょう。
まず、固定費分はあらかじめ抜いた状態にします。
そして、残る3個を以下のように分けてみます。
食費…食材、外食
日用品…日用消耗品、衣服、美容
その他…医療費、交通費、娯楽費、その他
ここに、子供や夫のお小遣いの項目などを足しても10個以内に収まりますよね。
あくまでも、収支と支出を見るためにつけるのが家計簿です。
項目を増やし過ぎると、手間が増えるので苦痛になって長続きしません。
結果として、家計簿を付けている意味がなくなってしまうので、注意して下さい。
家計簿のつけ方に自己流ノートがオススメな訳とは?
家計簿の項目について、ざっとご紹介しましたが、何事も自分で体感しないと実感が沸きません。
そして、家庭それぞれで項目の見方にも違いは出てきますよね。
我が家は食費の比重が高いので、食材費・外食費などの内訳を更に細かく作っています。
それも、私単体の外食か、家族との外食かで見て分かるように仕訳けています。
え?そんな細かい事するの?と思われるかも知れません。
しかし、私は基本的に自分に甘い自覚があります。
なので外食の回数を細かく記しておかないと、お金を使いすぎてしまうんです。
そうなると、市販されている家計簿では見合った項目が難しくなるんですよね。
そこで、ルーズリーフや罫線ノートを使って、自己流で家計簿をつけるようにしてみました。
といっても、一から全部自分で考えた訳ではありません。
最初は、今まで使っていた家計簿を下敷きに、つけていました。
そして、自分の増やしたい項目をちょこちょこ増やしたり、特に細かく書きたい所は内訳を増やしてみたりしたのです。
つけ続けていくと、自分に合う項目の仕訳や家計簿自体の表の作り方も、段々しっくりくるようになってきました。
そして、今まで以上に自分の出費について自覚を持つ事ができるようになりました。
毎月ちょっとずつ貯金をできるようにもなったので、嬉しい限りです。
自分で分かりやすく、つけやすい事。
それが、家計簿を続ける上で一番大切なポイントだと思います。
家計簿にエクセルを活用するメリット&デメリットとは?
私も一時期家計簿をエクセルでつけていた事があります。
結論から言ってしまうと、私には不向きでした(笑)。
そこで、エクセルで家計簿をつけるメリット&デメリットについて、考えてみました。
エクエル家計簿のメリット
- 字が汚くても、綺麗な家計簿を維持できる。
- 無料のテンプレートをダウンロードできるので、自分で一から作らなくて良い。
- 表計算ができるから、合計などの数値を自分で計算しなくても良い。
- 一ヶ月の内訳をグラフで視覚化しやすい。
- 紙やペンもいらないので、嵩張らない。
- 毎年家計簿を用意する費用・時間が掛からない。
エクセル家計簿のデメリット
- パソコンを毎日開く習慣が無いと、長く続かない。
- エクセルに弱いと、テンプレートをダウンロードしても活用できない。
- 一律な機械文字になるので、飽きる。
- 自分なりに可愛く絵をかいたり、一言コメントをしにくい。
- 手書きと比べて、お金を使っている自覚がつきにくい。
私が思うに、エクセルを活用できるのは、日ごろからパソコンに慣れている人だと思います。
確かに、パソコンが不慣れ、という人でも頑張れば始められます。
私はエクセル家計簿を約1年活用しました。
しかし、イマイチお金を管理できている実感が沸かなかったんですよね。
恐らく、計算をパソコンがしてくれるせいなんだと思います。
自分で、どのくらい使ってしまったか、と電卓を叩いて実感する事で、私は危機感に駆られるタイプのようなのです。
自分の性格やパソコンとの相性と向き合って、エクセル家計簿にチャレンジしてみて下さいね。
まとめ
家計の節約にも一役買う家計簿のつけ方について、まとめてご紹介しました。
項目は細かすぎても続かないし、大雑把すぎても管理が甘くなる、という事が分かってもらえたのではないでしょうか。
何にせよ、家計簿は続けてこそ意味があります。
金額を10円単位の切り捨てや四捨五入などにして、金額を細かくしないと続けやすくなります。
続けられる習慣作りから始めてみて下さいね。