ちょっと話題の肌ケア「ピーリング」。
古い角質を除去して新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを正常に戻して、肌を綺麗にする効果があると言われています。
毛穴の黒ずみを改善するために利用することも多いようですね。
でも、刺激の強いピーリング剤や、ピーリングのやり過ぎによって、悪化してしまうこともあるそうなので、注意が必要。
もちろん正しく使えば、気になるニキビ跡にも効果が期待できますよ!
そこで今日は自宅で手軽にピーリングをする場合は、どんなことに気をつければいいのかと、皮膚科などで専門家にやってもらう場合の両方をチェックしてみたいと思います。
ニキビ跡はピーリングで取れる?自宅で自分でもできるものなの?
肌に残ったニキビ跡には、茶色に色素沈着してしまったものや、クレーターのように、肌がデコボコしてしまうものなどがあります。
ピーリングをすることによって、ニキビ跡がすぐに改善するわけではありません。
ですが、続けることで少しずつ効果が発揮されてくるそうです。
ただし、ニキビ跡に赤みが残っている場合は、炎症が治まっていない状態なので、ピーリングの刺激で悪化する可能性があります。
同じように、ニキビが完全に治っていないような場合も、治るまではピーリングは避けた方がいいでしょう。
自宅で行う場合、洗顔せっけんタイプや、ピーリングジェル、ピーリングローションなど、様々な種類のケアグッズがあります。
中に含まれている成分も、低刺激のものから医療機関で使われるような強い成分のもまで様々です。
成分の強い方が効果がありそうな気もしますが、必要な角質まで除去してしまう可能性もあるので、自分でやる時には注意が必要になります。
元から酷い乾燥肌だったり、肌が弱い場合には、比較的刺激の弱い、洗顔せっけんタイプがオススメです。
以前、ジェルタイプのピーリングを使ったことがあるのですが、ケアを忘れてしまう時があったので、洗顔せっけんタイプに変えてみました。
ジェルやローションの方が、ピーリング効果は高いそうですが、洗顔料と一緒になっていることで、ケアが1回で済むので手軽ですよ。
また、ニキビ跡を取ろうと強く擦り過ぎてしまうのも、肌にダメージを与えてしまうので、擦り過ぎないように、優しく肌を撫でるくらいで大丈夫です。
力加減などに注意していても、ピーリングは人工的に角質を除去する行為なので、ピーリング後には乾燥しやすくなってしまいます。
化粧水や乳液などで、きちんと保湿することも忘れずにしてくださいね。
角質を除去して薄くなった肌は、紫外線のダメージも受けやすくなってしまうそうなので、必要な場合には、紫外線対策もしておくといいですよ。
ピーリングの回数は、洗顔せっけんタイプの場合には毎日でも大丈夫なものもありますが、基本的には週に1回くらいが目安です。
その日の体調やホルモンの変化によっても、肌トラブルの起こりやすさが変わってくるそうなので、焦らずに、自分と相談しながらじっくり続けて見るのがいいようですね。
ニキビ跡も毛穴もピーリングで解決したい!皮膚科でやってもらった方が安心?
ニキビ跡の状態が酷くなってしまっていたり、範囲が広い場合には、自宅でのピーリングだけでは効果が薄いこともあります。
自分でもピーリングを試してみたけど効果がなかった、セルフケアは状態が悪化するのが怖いなどの理由があれば、皮膚科での治療もオススメです。
病院で受けるケミカルピーリングは、強い成分の薬剤を使うのですが、医師がきちんと診断して、一人一人に合ったものを選んでくれるそうですよ。
ニキビ跡や毛穴だけではなく、シミやそばかすにも、効果があるという話もあります。
病院の口コミなども自前に確認して、信頼できる医師を見つけておくと安心でしょう。
ケミカルピーリングは、1カ月~2ヶ月に1回ペースで治療していくので、都合1年くらい病院に通うことになるそうです。
副作用で、肌が乾燥してしまうことも多いようですが、肌の悩みが強い場合には、相談に行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
最近の化粧品はカバー力がいいですが、やっぱり素肌が綺麗な人には憧れますよね。
薬剤を使わずに、水蒸気でピーリングする美顔器もあるので、検討してみてはいかがでしょうか?
ただ、ピーリングは、誰でも必ず効果が出るというものではないそうなので、改善しない場合には、医師に相談してみるといいかもしれません。
肌の状態を悪化させないよう、正しい方法で対策していきたいですね。