ふと鏡を見た時に気付く唇の荒れ。
ガサガサしていたり、切れて血が出てしまったり、ひどい時には腫れまで。
メイクをしても唇がガサガサで台無しなんて経験はありませんか?
今回はあなたの唇が荒れてしまう原因や、トラブル知らずな唇になれるような対策をご紹介します。
唇が荒れたり、腫れてしまう原因は乾燥だけじゃない!?
唇が荒れたり、腫れてしまう原因は乾燥だけじゃない!
唇はとてもデリケートな場所です。
角質もバリア機能もほかの皮膚と比べると、とても弱い場所なんです。
そのためちょっとしたことでダメージを受けて唇荒れに繋がってしまいます。
ガサガサ、皮が大きくめくれる、切れて血がでる、いつもよりも腫れてて赤みも荒れ方もひどい…など。
今のあなたの唇に当てはまるものはありますか?
一体何が原因なのか見ていきましょう。
乾燥
一番に思い当たるのは空気が乾いていることによる乾燥からです。
冬の乾燥、エアコンや暖房器具による乾燥だけでなく、唇を舐める行為も乾燥に繋がってしまいます。
無意識でやっていませんか?私もたまにやってしまうんですよね。
濡れた場所の水分が蒸発する際に濡れた分の水分量だけなく、元からそこにあった水分まで一緒に蒸発させてしまいます。
唇を舐める→濡れた場所が乾く→余計に乾燥する→荒れる
このよう流れで唇を乾燥させて、荒れさせてしまいます。
刺激
紫外線、食後にティッシュで口を拭く、口紅を塗る、マスクで擦れる。
このような毎日の小さな刺激の積み重ねで唇は荒れてしまいます。
皮をめくる
小さな皮のめくれや、ささくれがある時、 口を動かす時にめくれている皮が当たって邪魔だし痛い。
口紅やグロスなどを塗る時にうまく塗れない。
そんな理由で唇の皮をめくっていませんか?
皮をめくることで深く傷を作ってしまうことがあり、血が出たり、もっと痛くなるなど、余計荒れてしまう原因にもなります。
私の娘がすぐ唇の皮をペリペリとめくってしまうんですが、皮をめくる、血が出る、かさぶたになる、かさぶたが取れて血がでる。
こんな感じでループしているので当然治りも遅く、日々悩まされています。
でもついついめくってしまう気持ちもわからなくはないんですよね。
栄養不足
肌荒れと同じで唇の荒れもビタミン不足で起こりやすくなります。
特にビタミンC、B2、B6不足には注意です。
偏った食生活をしていませんか?
口唇炎になってしまっている
カサカサしている、ちょっと切れたなど以外にも腫れているとか、皮がどんどんめくれていく、痛くて口を開けられない…などという症状になってしまったら辛いですよね。
ここまで荒れていると口唇炎という皮膚炎になっているかもしれません。
基本的には病院に行かなくても自然治癒しますが、治るまでにそれなりの時間もかかります。
唇を守るにはどうすればいい?乾燥対策や普段の生活でできる工夫は?
普段の生活でちょっと気をつけることで十分守ることができる唇。
では、どのようなことに気をつければいいでしょうか?
乾燥を感じる時だけでなく毎日しっかり保湿
冬やエアコンなど乾燥を感じる時だけでなく、毎日保湿することが大切です。
お肌は乾燥など関係なく洗顔後やお風呂上がりに保湿ケアをしますよね?
リップクリームやワセリン、唇用美容液などを使って、唇も一緒に保湿ケアをしてあげましょう。
朝の洗顔後、食事後の歯磨きの後、お風呂の後、寝る前など、口が濡れた後にケアすると乾燥を防ぐことができます。
オススメは自宅で簡単にできる唇パックです。
唇用の美容液があれば言うことなしですが、ちょっとお高いですよね。
そんな時はワセリン、蜂蜜などでもオッケーです。
唇にたっぷりと塗り、自分の唇よりも大きく切ったラップをペタっと貼るだけです。
だいたい10分くらいで外し、丁寧にふき取るととてもしっとりしますよ!
リップクリームを正しく使う
キーワードは1日5回ほど、柔らかいテクスチャーのもので、縦に優しくです。
リップクリームの1日の適度な使用回数の目安は5回ほどと言われています。
塗りすぎが刺激となり、荒れる原因を作っていることもあります。
硬めのスティックタイプのものは強い刺激が加わるので要注意です。
塗る時に左右に往復させながら塗ることは、唇のシワに逆らって塗っていることになってしまうので、
縦のシワに沿って優しく塗るようにしましょう。
これはあくまで毎日の唇ケアとして使用する時の使い方です。
いつもより乾燥している、カサカサがひどい時など、唇の状態に合わせて塗る回数を数回増やしましょう。
紫外線対策
唇はとてもデリケートなので紫外線の影響をとても受けやすいです。
UVカットのできる口紅やリップクリームなどで毎日紫外線対策をしましょう。
規則正しい生活
バランスよく食事し、しっかりと睡眠をとることが大切です。
特に食事面でビタミンC、B2、B6を意識してとるようにしましょう。
ビタミンCは緑黄色野菜、B2は乳製品や大豆製品、B6はお肉や魚です。
こうやってみるとやはりバランス良く食べることが大事なのがわかりますね。
マスクにちょっと工夫
マスクの不識布で唇が荒れてしまわないように、ちょっと工夫をしてみませんか?
私もマスクで荒れやすかったので美容部員の友人に聞いてみたとことろ、マスクと唇のあいだに薄いガーゼを一枚挟むといいよ!と教えてくれました。
ちょっと違和感はあるんですが、以前よりも荒れることは少なくなりました。
皮膚科を受診する
あまりにも長引く時や、痛みや腫れがひどい時には皮膚科へ行きましょう。
症状にあったお薬を処方してもらえます。
まとめ
いかがでしたか?デリケートな唇はちょっとしたことでもで荒れてしまいます。
毎日のお手入れや、生活の改善や工夫で防ぐことができるので、唇が荒れやすい、そんなあなたは是非参考にしてみてください。