うちのワンコは可愛いんだけど、やたらと無駄吠えするのが悩み…。
以前はおとなしかったのに、最近うちの犬はやけに無駄吠えするようになった…。
犬との生活で悩ましいのが「鳴き声」ですね。
私のまわりでもよく話題に上がります。
我が家でも一時期よく愛犬の無駄吠えに困っていました。
うちはマンションなので夜中は声が響いてしまい、いつ苦情が来るかヒヤヒヤもの。
幸い実際には苦情はもらわずにすみましたが、マンションの総会のたびに謝りたおしていました。
今回は犬の無駄吠えの理由や、無駄吠えを減らすための方法などをシェアしていきたいと思います!
犬は寂しいと吠える!?こんな時は無駄吠えが増える5大原因!
当たり前ですが犬が吠えるのには理由があります。
何もないのに吠えることってそう滅多にないですよね。
では、あなたの犬がなぜ吠えるのか、どのタイミングでスイッチが入るのか、考えられるいくつかの理由を見ていきましょう。
要求のための吠え
何かしてほしい時など、自分の要求を訴えるために吠えてしまうケースですね。
もっとあなたと遊びたい時、散歩に連れていって欲しい時、ご飯やおやつをもっとちょうーだい!なんて時に吠え続けていませんか?
不安や寂しさからくる吠え
気持ちが不安な時や寂しいと感じる時に吠える。
出かける前、見えない場所に移動した時、ひたすら鳴き続けませんか?
我が家の場合はこれでした。
大好きなご主人様である旦那が短期の単身赴任で3ヶ月留守にしている間、ずっと玄関の前や旦那の部屋の前でクーンクーンからのワンワン。
旦那が戻ってきてからは面白いくらいぴたりと止みました。
ワンコも安心したんですね。
恐怖による吠え
苦手な音や物が怖くて吠えてしまうケースもよくあります。
怖いものというよりは、「音」の方で吠えてしまうことの方が多いのではないでしょうか。
よくあるのがインターホン、救急車両のサイレン、飛行機やヘリコプター、雷、夏なら花火などのたまに聞こえる大きな音を怖がり吠えてしまうことがあります。
あなたの犬は何かの音がスイッチとなって吠えていませんか?
興奮して吠える
テンンションがマックスの時、エネルギーを持て余している時にも吠えますよね。
大好きなご主人が帰ってきた、とか、おもちゃで遊ぶのが楽しすぎ!など。
もう目をランランとさせて吠えたりしていませんか?
縄張りを主張する吠え
誰だ?!テリトリーに入って来るな!なんて感じで吠え続けます。
来客時や、宅配の人、工事や修理に来た業者さんなどなど。
また、散歩中に見慣れない犬が自分の散歩ルートにいたりすると吠えていませんか?
うちの実家の犬は、マンションの廊下を誰かが通ると窓越しに吠え続けてしまい、廊下側の部屋は出入り禁止になりました。ご近所に迷惑ですからね。
犬が吠えないようにしつけるには?
犬が吠えてしまうのは仕方のないことではあります。
群で生活してきたので、獲物を見つけた時や危険などを知らせる時、犬にとって吠えて知らせるという行動はとても大切なことだったのです。
だからと言って、やたらワンワン吠えられたらそれはそれで困りますよね。
吠える理由を理解した上で、吠えさせないためにはどうしつけていきましょう。
子犬じゃないのにいまさらしつけを初めてうまくいく?と思う方も多いかもしれません。
確かに生後半年までにしつけなければ、歳を重ねる程難しくなると言われています。
しかし、保護犬など成犬になってから一緒に暮らし始める場合もありますよね。
そのような成犬はもう諦めるしかないの?
そんなことはありません。
犬は賢い生き物です、人間の気持ちもしっかりと理解できます。
あなたがきちんと向き合えばきっと改善するはずです!
とにかく根気よく
まず大切なのは、根気よくしつけること。
すぐに吠えなくなるなんてことはまずないと思ったほうがいいでしょう。
吠える原因を取り除けば吠えなくなることはありますが、無駄吠えのしつけには時間と労力をつぎ込むことになるはずです。
吠えることが仕事であった生き物を吠えなくさせるんですから…。
覚悟をもってしつけをスタートさせましょう。
基本的なしつけをしっかりする
無駄吠えをなんとかする前に、まずは基本のしつけ(アイコンタクトや待て、よし、ダメ、ハウスなど)を習得することが大切です。
まずはこれらの基本的なしつけができていないのならば、次のステップに進むのは厳しいかもしれません。
まずはこの基本をしっかりと覚えさせましょう。
怒鳴ったり叩いたりはNG!
どんなしつけでも、犬を怒鳴りつけたり、叩いてしまうことは絶対NGです。
あっという間に信頼関係が崩れてしまいます。
さらには犬があなたを怖がったり嫌がったりすることで、無駄吠えを加速させてしまうことにもなりかねません。
おやつを与えて褒める
例えば音に反応して吠える場合は、犬が吠え出す前にすかさずおやつをあげます。
おやつをもらった犬が、音が鳴り終わるまで吠えずにいられたら、再びおやつをあげてたくさん褒めてあげましょう。
この音の時はおやつをもらえる!吠えなければ褒められる!と認識することで改善していく方法があります。
実際いつ鳴るかわからない音を待ってのしつけとなると大変なので、携帯などで同じような音源を探して練習するのもいいかもしれません。
出かける前などに吠える時は「待て」をさせ、そのままあなたが別の部屋に移動します。
この時、吠えなければおやつをあげて褒めましょう。
待ての時間をだんだん伸ばしていくと、無駄吠えを抑えるだけでなく、上手にお留守番もできるようになりますよ。
無視する
興奮で吠えてしまう場合は、「ダメ」とか「うるさい」などと止めようとするアクションを行うことで、余計に犬を興奮させてしまうこともあります。
「待て」や「ハウス」も通用しないくらい興奮している時は無視し続けてください。
そして落ち着いたらおやつをあげて褒めてあげてください。
しつけ教室でトレーニング
自分ではどうしようもない、どう頑張ってもうまくいかない!
という時は、プロにお願いするもの一つの手だと思います。
私の知り合いの家のワンコは家族以外への噛み癖、無駄吠えがひどく、このままではダメだと思いしつけ教室に通うことへ。
そのワンコは保護犬で、家族に加わった時点での年齢も推定4歳。
なかなかしつけが難しく、プロの方にお願いすることにしたそうです。
成犬で、捨てられてしまった心に傷のある保護犬ということもあり、週に1回ペースで約10ヶ月と時間もお金もかかりましたが、今では家族以外が家に来ても吠えることも噛み癖もすっかりなくなりました。
私が遊びに行った時も、大人しく迎えてくれましたよ。
顔も穏やかになり同じ犬!?と疑うくらいです。
知り合い曰く、しつけだけでなく、犬との信頼関係の築き方も教えてもらえたそうで、教室の方にはひたすら感謝だそうです。
もしもうまくいかなさそうであれば、参ってしまう前に一度相談だけでもしてみるのをオススメします!
まとめ
いかがでしたか?
ワンコにただやみくもに「吠えちゃダメ!」といっても無駄吠えは治りません。
時には厳しさも大切ですが、褒めたりおやつをあげたりと、犬にとって嬉しいことが起きるからやめようと思ってもらえる方がいいですよね?
犬としっかりコミュニケーションを取り、時間をかけて改善していきましょう。
お互いハッピーな毎日が送れるように頑張ってくださいね!