水虫と聞いたら、大抵は足にうつる病気だな、という認識をされている人が多いのではないでしょうか?
しかしながら水虫は条件が整えば身体のどの箇所にも発生する可能性があります。
当然ながら手も例外ではありません。
私たちは、無意識の内に手で様々な物を触ります。
それだけに水虫菌が付着しやすい部位ですので、水虫を発症するリスクも多いそうなんです。
そこで今日は、手に水虫の症状がうつった場合の治し方と予防策を紹介して行きたいと思います。
水虫は手にもうつる!早期に治す為に心掛けたい事は?
もしも水虫の症状が出たら、迷わず皮膚科に行きましょう。
症状が出た場所によってはセルフケアが困難な場合もあります。
たかが水虫と油断していると、冗談抜きで手を切断しなければならない恐れもあります。
ですので、とにかく大切なことは、早期治療。
止むを得ず市販の水虫薬を取り急ぎ使おう!という場合は、それぞれの薬で対応する症状が違います。
そこでまず確認するべきなのが、手にどんな症状が出ているかです。
一口に水虫といっても様々な症状があります。
「赤くただれる」
「水泡が出来る」
「ひび割れと痛み」
などなど。
あなたの症状に最適なチョイスをする為にも、しっかりご自身の症状を把握しましょう。
そしてもう一つ大切なのが、処方薬でも市販薬でも同じですが、症状が治まっても、しばらくは薬を使い続ける事です。
症状が治まったからと言っても菌が死滅したとは言い切れません。
まだ少し菌が残っている状態で治療を中止したら、再び繁殖し再発なんて事もあり得ます。
このため、症状が治まっても1カ月程は治療を続けたほうが懸命です。
水虫の原因を知って、予防対策を万全にしよう!
水虫にかかってしまったら、早期に治すことが何より大切。
でももっと大切なのはかからないための予防ですね。
一度でも水虫を体験した方ならご存知かと思いますが、本当に辛いですよね。
水虫菌は、高温多湿な条件で繁殖します。
高温多湿な条件ならば水虫菌にとって部位は関係無いのです。
ですので、まずは高温多湿な状態を避ける事が部位に関係なく、共通の水虫対策と言えます。
しかし、完全に高温多湿を避ける事は難しいですよね。
特に冬場は手袋を使用したりします。
そこで高温多湿を避けようとすると、寒さに震えることになります。
ですからあくまで無理のない範囲で構いません。
その分追加で意識して頂きたいのが手洗いです。
物理的に水虫菌を洗い流す事が出来る手洗いは、非常に有効かつ実用的な対策です。
特に意識的に洗って頂きたいのが、爪の間と指の間です。
この2箇所はどうしても手洗いが疎かになりがちです。
水虫菌はその隙を逃してくれません。徹底的に洗いましょう!
そして手洗い後はしっかと手を拭いて乾かす事も非常に大切です。
水が残っていると、それを足掛かりに水虫菌が繁殖する危険が高まります。
そうなっては手洗いの意味が無くなるので、注意して下さいね!
ぶっちゃけ手洗いをしっかりして、余計な水をしっかり拭き取れば、かなりの割合で手の水虫は予防できます。
余計な苦しみと出費を増やさない為にも、この段階でしっかり水虫を予防しましょう。
手の水虫予防は手洗い。原点に戻ってお手軽に対策を講じよう!
いかがでしたか?
結局のところ、しっかり手を洗うという単純明解な結論に辿り着きます。
高温多湿を避けるといっても限界があります。
人も菌も同じ生物です。
人が快適な条件というのは、菌にとっても快適な条件なのです。
だからこそ増えた菌を洗い流す必要があるのですね。
理に適った方法というのは驚くほどシンプルだったりします。
今回の手洗いが典型的な代表例ですね!
水虫を治したら、一度原点に返って外出後の手洗いを徹底して見ましょう。
それだけで大幅に手の水虫を予防できます。
是非継続して実践してみてください!