杏仁豆腐を作る時には、杏仁霜(あんにんそう)というものを使って作りますが、手軽なものだと、香りの似ているアーモンドエッセンスを使うことが多いですよね。
アーモンドには沢山の栄養がありますが、エッセンスになっても摂取することができるのでしょうか?
今日はスイーツ作りで役に立つアーモンドエッセンスについていろいろチェックしてみました。
余りがちなアーモンドエッセンスを活用できるお菓子も調べてみましたよ!
そもそもアーモンドエッセンスってどんなもの?アーモンドの健康成分が摂れたりする?
アーモンドエッセンスに使われているアーモンドは、「ビターアーモンド」と呼ばれ、野生に近い状態のものだそうです。
ビターアーモンドは苦みが強く、そのまま食べることができないので、エッセンスや咳止めなど、加工されて使われることが多いでしょう。
普段食べているアーモンドは「スイートアーモンド」と呼ばれていて、食用として栽培されているものになります。
スイートアーモンドで作ったアーモンドエッセンスもあるそうですが、ビターに比べると香りが違うそうですよ!
アーモンドエッセンスは、香り成分をアルコールなどに溶かして抽出させた香料なので、アーモンドに含まれている栄養は、摂取できないように思います。
ただ、同じように加工されて作られるアーモンドオイルは、アーモンドそのものを絞っているので、栄養成分はほとんど変わらないそうです!
また、アーモンドミルクも、アーモンドを砕いたりすり潰して作られるので、栄養を摂取することができるでしょう。
アーモンドには、ビタミンEや食物繊維、体に不可欠な亜鉛、マグネシウム、カルシウムなど、様々な栄養が豊富です。
アーモンドは、毎日食べ続けることで、生活習慣病予防や便秘改善、老化防止などの効果が期待できます。
健康効果を発揮させるためには、1日20~25粒を食べ続けると良いそうですよ。
私も、間食などでアーモンドを食べることがありますが、1日に20粒は食べたことはありません。
アーモンドを咀嚼することで、満腹中枢が刺激されてお腹に溜まった感覚があるので、個人的には10粒でも満足してしまうことが多いです。
手軽にアーモンドの栄養を取るには、ミルクが良いかもしれませんね!
アーモンドには脂質も含まれているので、摂り過ぎてしまうと、肥満の原因にもなってしまいます。
食物繊維などの効果で、お腹も緩くなってしまう可能性もあるので、適量を心がけたいですね。
アーモンドエッセンスを使ったお菓子作り!人気メニューはどんなの?
舌触りがなめらかで、独特な香りのする杏仁豆腐は、ミルクプリンとはまた違って美味しいですが、たまには違うものも作ってみたいですよね。
アーモンドエッセンスは、パンやケーキ、クッキーなどの焼き菓子に、アクセントとして加えても美味しいそうです!
ただ、熱には弱いそうなので、焼き時間が長いものは、香りがとんでしまう事もあるでしょう。
アーモンドエッセンスを活用したレシピを色々調べたところ、フランス菓子のブランマンジェを作っている人が多いようでした。
ブランマンジェは、牛乳にアーモンドを加えて香りをつけ、生クリームとゼラチンを加えて、冷やして作る生菓子です。
アーモンドエッセンスを牛乳に加えて作れば、手軽にお家でも作ることができるでしょう!
お好みのフルーツやジャムなどと一緒に食べれば、オシャレなカフェ風のおやつになりそうですね。
作り方も、杏仁豆腐と似たようなものなので、意外と簡単に作れそうです。
アイスクリームを作る時に、アーモンドエッセンスを加えてみても、杏仁豆腐風のアイスになりそうですね。
まとめ
アーモンドエッセンスは、香りづけを目的にしているものなので、栄養を摂取することは難しいでしょう。
手軽に栄養を摂取したい場合には、アーモンドミルクや、アーモンドオイルがオススメです。
残ったアーモンドエッセンスは、お菓子作りに使う他にも、ホットミルクに数滴入れて飲んでも美味しいそうですよ!
色々作った中から、あなた好みのアーモンドエッセンスを使ったレシピを、見つけてみてはいかがですか?