どうやら夏バテ。吐き気もあるし…食事はどうしよう?

カラダのこと
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毎日毎日、茹だるような暑さが続くと、必ず夏バテになってしまう、という人もいるのではないでしょうか。

夏バテになると、食欲が無くなり、中には吐き気まで催してしまうというひどい人も。

夏バテ対抗策として、スタミナを維持したいですが、食欲が無い時に、闇雲に食事量を増やすのもしんどいものです。

かといって食べない訳にもいきませんよね。

どうにかその時食べられる食事量で出来る対策は無いものか?

ということで今日は夏バテ対策。

食事量を増やす事なく簡単に出来るコツと、積極的に食べたい食材を紹介して見たいと思います。

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夏バテで食欲がなく食事が辛い。対策は「良く噛む」!

食欲がない状態で食事の量を増やすのはしんどいこと。

でも実は、食事量を無理に増やさなくても、食欲を回復できる有効な対策があります。

それは「噛む回数を増やす」ことです。

ちょっと小難しい話になりますが、夏バテというのは、体内の交感神経がず〜っと優位になりつづけてしまう状態が続いている、ということ。

例えるならば、激しい運動をした後の、超疲れた状態や「今とてもじゃないけど食べられない」と思うような食欲の激減と似た状態です。

本来ならこの状態から交感神経は徐々に減退していきます。効果的な方法としては休息に入ることですね。

しかし夏の暑さは昼夜を問いませんから交感神経がいつまで優位になってしまい休息が出来なくなってしまうのです。

これが夏バテの正体です。

特に食欲の減退は、これから身体を回復する為に必要な食事を妨げる大きな問題です。

人間の脳は、この交感神経が優位になっている間は、空腹感や眠気などは感じにくい状態になっているのです。

ですので食事を考える前に、この交感神経を抑える環境を意識する事が大切なのです。

その上で、1番のおすすめは、食事は今のままで、噛む回数を増やしてみてください。

この噛む行為には2つの大切な役割があります。

1つ目は先程お話した、交感神経の作用を弱める効果です。

よく噛む、という動作が影響して、神経の休息の態勢を整えやすくなります。

交感神経が弱まることで、個人差はありますが、食欲が出てくる可能性も高くなります。

また、眠気なども誘発するので、しっかり身体を休める方向にシフト出来ます。

2つ目は消化が良くなる事です。

噛むという行為は、立派な消化行為の一環です。

たくさん噛む事で、胃腸への負担を減らしつつ、効率的に栄養を補給する事が出来るのです。

「良く噛む」ことは、身体のリラックスと効率的な栄養の補給の両面から、非常に有効な夏バテ対策になると思いますよ。

夏バテ。食事は、何を食べれば良い?意識する栄養素とは!

良く噛むことが大切なのは何を食べる時も同じですね。

食事の量を無理に増やす必要はないけど、意識的に摂った方がいい食材とかあるのかな?

そう考えたあなた!

夏バテ対策で鍵を握るのはタンパク質です。

夏の食事というのは、そうめんやうどん等の、スルッと食べれる炭水化物に偏る傾向があるからです。

もちろんそうめんやうどんを批判している訳ではありませんよ!炭水化物も大切です!

スルッと食べれる炭水化物は身体の貴重なエネルギー源です。

でもそのお供、要するに具材としてタンパク源をたくさんとって欲しいのです。

無論、肉や魚をガッツリ増やす必要はありません。

ひき肉やシーチキン等を軽く添えて頂くだけでも十分効果的です。

また、肉や魚を受け付けないのならば、大豆等の植物性タンパク質でもオッケーですよ!

食欲が無くても脂質の少ない部位(ささみや白身)を選べば、意外に体は受け付けてくれます。

是非意識してみて下さい!

まとめ

いかがでしたか?

人は休息状態と活動状態を繰り返して生きています。

夏バテは、活動状態が無理に続いてしまい休息できずに困っている状態。

ですので、夏バテ対策として大切なのは、休息と活動のメリハリをつけることです。

その中でも「良く噛む」行為は、休息と活動の切り替えには待ってこいなのです!

食事も、タンパク源を絶やさない様に意識すれば、量を増やす必要もありません。

日中の暑さと闘った分だけしっかり休む!

シンプルですがとても大切なことです。

明日からも夏の暑さに負けずに頑張りましょう!