洗面台は、毎日綺麗に使っているはずなのに、気が付いたら汚れていることが多いですよね。
特に、水垢汚れはなかなか落ちにくく、一瞬綺麗になったとしてもまた汚れるので、諦めてしまうこともあるのではないでしょうか?
かといって、汚れたままの洗面台を使い続けるのは嫌ですよね。
そこで今日は、水垢汚れを落とす掃除方法について調べてみました!
洗面台の水垢がなかなか落ちないのはどうして!?
水垢汚れの正体は、水道水に含まれているマグネシウムや、炭酸カルシウムが固まったもの。
洗面台や蛇口についた水は蒸発するのですが、マグネシウムなどは蒸発せずにそのまま残り、白い水垢汚れになります。
それを繰り返すことによって、汚れが重なるように付着していくので、なかなか落ちない水垢汚れになってしまうようです。
水垢汚れの他にも、洗面台のある場所はお風呂場が近いことも多いので、黒カビが発生しやすい場所でもあります。
また、洗面台に、ピンク色やオレンジ色の汚れがつくことがありますが、正体はカビではなく、ロドトルラという酵母菌なんだそうです!
よく、「赤カビ」や「ピンクカビ」と言われているのを聞いたことがあるので、てっきりカビの一種かと思っていたので、ビックリですね。
私の家の洗面台にも発生するので、気が付いた時には掃除をしているのですが、スポンジなどで擦ると、その場では簡単に綺麗になります。
ただ、繁殖力が強く、だいたい3日あればまた発生してくるので、ちょっと面倒です。
洗面台には、空気中の汚れや石鹸カスなども原因で、色々な汚れが発生しやすい場所でもあるでしょう。
1日に何度も使うことが多いので、その分だけ汚れやすいのかもしれませんね。
洗面台の水垢には洗剤よりクエン酸がオススメ!?
炭酸カルシウムやマグネシウムが固まってできた水垢汚れ。
この汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うと、中和の作用で綺麗になります!
一般的な洗剤は中性のことが多いので、水垢汚れに洗剤を使っても、汚れが落ちにくいことが多いと感じる場面もあるのではないでしょうか。
掃除方法は、クエン酸水を水垢汚れに直接吹きかけて、スポンジや布などで拭きとるだけです。
細かい部分には、使い古しの歯ブラシがあると便利ですね。
クエン酸水は市販のものでも良いですし、水200mlに、粉末のクエン酸小さじ2杯程度を混ぜても作れます。
長い間ついている水垢汚れなど、落ちにくい場合には、キッチンペーパーやラップを使って、30分くらいパックしてから拭きとってみると良いでしょう。
鏡についた水垢汚れも、クエン酸水を吹きかけて布などで拭きとるだけでOKです。
ただ、水垢汚れのほとんどはアルカリ性なのですが、人の皮脂などが混ざると酸性になるという厄介なもの。
そういう時には、アルカリ性の重曹の方が落ちやすいそうですよ!
また、重曹とクエン酸を一緒に使うと炭酸ガスが出るのですが、その発泡作用で汚れが落ちやすいとも言われています。
排水口のニオイや、ぬめり取りにも効果があるそうなので、重曹も併せて使用してみてはいかがでしょうか?
私の家でも、クエン酸と重曹は、掃除用具として常備してあります。
100均でも購入できて、食品にも使われる成分なので、普通の洗剤よりはなんとなく安心感がありますよね。
クエン酸は水垢汚れだけではなく、先ほどお話しした黒カビやピンクカビにも効果があるそうですよ!
洗面台に水垢などの汚れを発生させないコツとしては、使い終わったらこまめに周りを拭くこと。
湿っているから発生する汚れが大半なので、できるだけ水分を残さないことが大切です。
ちなみにクエン酸を使う掃除は、鮮明代が陶器製ならまず問題はありません。
ですが、大理石などの素材によってはダメな場合もあるので、取説などを確認してから使うようにしたいですね。
まとめ
水回りにはつきものの水垢汚れですが、クエン酸を使えば、大体の汚れは簡単に落とせるでしょう。
ただ、汚れが落ちにくいからといっても、強くこすりすぎてしまうと洗面台に傷がついてしまい、そこから雑菌が発生することも考えられます。
どうしても落ちない場合には、クリームクレンザーなど、専用の洗剤を使用した方が良いかもしれませんね。
最近では、クエン酸が手に入りやすくなっているので、まずは試してみてはいかがですか?