毎日の生活の中で、絶対に必要なのが、当たり前ですが食費ですよね。
この食費。賢く節約できれば、貯蓄に回したり、レジャー費の捻出も可能になります。
実際、私も食費を抑えることを意識してからは、月5000円程度ですが、食費の節約ができました。
今回は、自炊の方向けに、食費の節約ができるコツや、オススメ食材についてご紹介したいと思います。
さっそく食費を節約してみよう!大事なポイントは実はたったの事4つ!
闇雲に「食べる量を減らす」では意味のない食費の節約。
普通に食生活を切り盛りしつつ食費を抑えるためには、この4つのポイントを考え、実行してみてください!
ポイントその1:「エンゲル係数」を知る
まず、今の食費が妥当かどうか知る為に、食費にかける出費の割合を計算しましょう。
全ての出費の中で食費がしめる割合を、「エンゲル係数」と言います。
食費の割合が低ければ、その分豊かである、という指針の一つとしても知られていますね。
総出費÷食費×100をすることで、エンゲル係数を簡単に算出する事ができますよ。
エンゲル係数理想とされる割合は25%程度と言われています。
もし計算してみて25%以上であれば、どのくらい食費を減らせば25%に近づくのかを算出してみましょう。
自分がどれだけ食費にかけているか、実は食費に使いすぎなのか、まずは知る事が何より大事です。
私はここで5000円以上使いすぎている事がわかりました。
なので、目標をマイナス5000円にして頑張ってみる事にしたのです。
また、エンゲル係数が25%以下であっても、節約したいと思っている人もいると思います。
そんな時は、貯蓄額を決めて食費に使う金額を決めてみましょう。
ポイントその2:買い物をする回数・金額を決める
食費に使える金額が分かったら、今度は使い方を考えます。
週単位で、買い物金額の枠を決めてみましょう。
月額を週で割るか、買い物に行く回数を決めて、回数で割るのです。
そうすると、一度の買い物に使える金額がいくらだから、と予算を考えながら買い物ができるようになります。
私は食費の管理にWAONやnanacoなどの、チャージができるカードを利用しています。
まず月始めに、月額分を利用したいお店に割り振りするのです。
そして、週に一度、決めた金額内で買い物に行っています。
レシートに残高が表示されるので、今月はあとどのくらい使える、とその都度確認する事ができます。
いちいち家計簿で計算する暇がない、という時にはとても便利なので、チャージ型のカードをお持ちの方は試してみてくださいね。
ポイントその3:チラシをチェックしながら、献立を決める
今日は何が安いのか、チラシをチェックするのはとても大事だと思っています。
主婦やお母さんじゃなくても、ぜひやるべきだなーと思いますよ。
しかし、チラシを見て、安いから、と買い物に行くのは実は危険だったりもします。
安いと思っていると、買いすぎたり、思い付きで余計なものを買ったりしてしまうものです。
私もそうでした。その結果、出費も増えて痛い思いをよくしていましたね。
そこで、献立を5日分程度決められれば、無駄なものを買う必要を減らす事ができます。
安いものチェックではなく、献立を決めて、いるものをチェックする感じですね。
しっかり献立を決めてから買い物に行くと、余計なものを買わなくなります。
結果、食費を抑える事ができました。
ポイントその4:冷蔵庫を空っぽにする習慣をつける
買い物に行く前に冷蔵庫が空っぽになるようにするのも、とても大事です。
空っぽにしてから買い物すると決めると、食材を使い切ろうと思えるようになります。
食材を使い切るようにしていると、冷蔵庫に入る容量を考えながら買い物ができるようにもなりました。
次回の買い物を意識して買い物ができるので、一週間後も冷蔵庫に残りそうだな、とも考えられるようになったのです。
食費の節約に欠かせないオススメ食材
単純に節約をしたい、という方から、切実に節約しなくちゃ!という方まで、家計の節約を考える理由は様々。
ここからは、「切実に節約したい!」と思っている同志のために、私が実感した、食費を節約できるオススメ食材をまとめてご紹介します。
人参、じゃがいも、たまねぎ
どんな料理にも使えるので、セットでいつも常備したい食材です。
単体でバターソテーにしたり、蒸したりするだけでも、おかずが一品できるのも良い所ですよ。
玉ねぎは料理のかさましとして、どんな料理にも使えます。
じゃがいもはおかずになるほか、お米を少なくしたい時は角切りにすると、お米のかさましも使えます。
人参は玉ねぎと合わせてきんぴらにしたり、シリシリなどにするとご飯のおかずになるのでオススメです。
葉物野菜と比べて、人参・じゃがも・玉ねぎは、値段の上下が激しくないのも嬉しいポイントですね。
パスタ(乾麺)
カフェでパスタを食べるより、自宅で作ると半額以下の金額で作る事もできます。
実は、茹でた後に小分けにして冷凍もできるんです。
週にパスタを食べる日にちを増やすと、お米代を浮かす事もできます。
一人前ずつ冷凍する他、少量ずつであれば、お弁当のおかずにも使えるのでとても便利です。
きのこ
根菜類と同じく、価格の変動が大きくない、家計の味方です。
特に使い勝手が良い、しめじ・まいたけ・エノキは一口大ずつに割いて一緒の袋に入れておくと良いですよ。
きのこは冷凍するとうま味も増すので、冷凍庫にストックしておくのもオススメです。
また、エリンギは豚肉との相性が抜群なので、豚肉料理のかさましにぴったりです。
きのこを上手に使えると、食費だけでなく、カロリーも抑える事もできます。
一石二鳥ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
食費を節約できるコツについて、大事なポイントとオススメ食材についてご紹介しました。
私の場合は意識をするようにしてから、3か月以降から徐々に目標金額に近づける事ができました。
家族単位での平均金額も気になりますが、住んでいる地域などによっても金額に差があります。
平均を知るより、自分の食費が妥当かしっかり見直してみる事が大事ですね。
自炊を見直して問題がなければ、外食の回数・一度の金額に問題がある可能性があります。
ついついコンビニでおやつを買ってしまっていた、という事もあるかも知れません。
月のおやつ代を決めておくのも一つの手だと思いますよ。