資格。
専門知識が必要なお仕事に役立つ資格から、趣味を極めたマニア的なものまで、たくさんの資格がありますよね。
運転免許なんかも含めれば、大抵の人は、何か一つや二つは資格を持っているのではないでしょうか。
でもそれが、自分の将来に役立ったり、仕事に活かせたりするもの、と考えるとどうでしょう?
特に独立を考えていたり、キャリアアップを目指したい人であれば、「何か役に立つ資格を取っておきたい!」と、考える人も多いでしょう。
資格の取得というと、専門のスクールに通ったり、通信教育で学んだりするの一般的。
30代も過ぎてくると、なかなか時間が取れなかったり、ハードルが高く感じてしまったりするかもしれません。
でも、一念発起ともいいますし、思い立ったらチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか?
今回は、独立を視野に資格を取ろうと思ったら、どんなものがいいのかをチェックしてみました!
30代で独立を視野に資格を取る!オススメの資格は?
どんな業種にせよ、将来的に独立を目指すのであれば、日商簿記の資格があると、独立後に経理を雇わなくても、自分で経理作業ができるので実用的です。
ちなみにこの日商簿記。
高校生も取得することから、難易度は低めで比較的取りやすいことも特徴。
そういえば、私が高校に通っていた時も、簿記の資格試験を受けた友達が何人かいた覚えがあります。
資格試験をあまり受けたことがない、という人がを初めて挑むのにもオススメと言えるでしょう。
まずは日商簿記で自信をつけて、いよいよ目指す「独立を視野に入れた資格」取得です!
広く人気があるのは、公認会計士や行政書士といった「士業」の資格。
どちらもすぐお仕事に結びつく資格であり、受験資格の制限がないのが人気の要因でしょう。
ただしこれらは合格率が低いので、取得まで時間がかかるかもしれません。
公認会計士の仕事は、企業の監査業務や、コンサルティングなど。
一方、行政書士は、内容証明や、相続・遺言書などの官公署に提出する書類の作成や申請の代行が主な仕事となってきます。
他にも、最近よく聞くようになったファイナンシャルプランナー(FP)も、独立するための資格として、人気のようです。
ファイナンシャルプランナーの仕事は、社会保険や公的年金のプランニング、資産運用、相続などの資金計画を立てて、アドバイスしていくこと。
お金の心配や問題は、常に需要のあるジャンルですので、取得できればお仕事に困ることはなさそうですよね。
ファイナンシャルプランナーの場合は、資格にいくつか段階があり、FP技能検定3級という資格であれば、こちらも制限なく受験が可能です。
ただし、その上を目指すとなるといろんな受験資格が必要になってきます。
取得後にどんな道を進むのかはっきりしていない場合は、受験資格などもきちんと確認してからチャレンジするのかどうかを決めるといいでしょう。
資格を取得するには、通信講座で仕事の合間に勉強するか、しっかりと学校に通って知識をつける。
または過去問題など市販の教材で自力で勉強するかの3択になると思います。
それぞれの資格の知識があらかじめ多少なりともあるのであれば、自力で試験ポイントをしっかり極めてチャレンジするのもいいでしょう。
そうでなければ、専門の学校で学んだ方が、自分一人で勉強するよりも、わかりやすいかもしれませんね。
仕事をしながら学校にも通うとなると、体力や時間、それに費用もかかるのでそれなりに負担となります。
比較的コストを抑えられ、自分の都合のいい時間に学ぶことができる通信講座に人気が集まるのも頷けますね。
ただ、通信講座も自力学習も、モチベーションの維持が大変になってきます。
自分の性格や今の状況などを加味して、ベストな方法を選ぶ必要があります。
自営業で資格を取るならおすすめは!?
晴れて独立して自営業になったら、または、もともと自営業の人が取る資格としてオススメなのはどんな資格でしょうか?
業種にあった資格があれば、それにトライするのは必須だと思いますが、それ以外のオススメといえば、税理士や社会保険労務士といった、企業運営に必要なジャンルの資格でしょう。
自分の会社の経理や人事総務などに外部コストをかける必要がなくなるメリットがあります。
また、独立前にファイナンシャルプランナーの資格を取っていたら、中小企業診断士の資格を目指すのもいいかもしれません。
ただしこれらの資格は、それなりに受験資格に制限が出てきたり、合格率が低かったりとハードルは高めのようです。
まとめ
資格があれば独立が必ず上手くいく!ということはありえません。
それでも、その道のプロなのだ、という自信には繋がるはずですので、ステップアップに最適なのが「資格取得」ではないでしょうか?
独立が成功するには、自分の会社を売り込む営業スキルと人柄、という話もあるので、資格だけにとらわれないことも大事なのかもしれません。
あなた自身が、独立してまで何がやりたいのかを明確にして、必要になる資格の取得を頑張っていきましょう。
そして、目当ての資格が取得できても安心せずに、慎重に行動していきたいですね。