お正月には、挨拶回りに行ってお手伝いをしたり、家に帰っても家族のご飯の用意など、主婦は休んでいる暇がないんですよね。
お正月にはおせちを食べることが一般的ですが、おせち以外で、主婦の疲れを癒す料理はあるのでしょうか?
お正月前に作り置きできる料理についても調べてみました。
お正月は疲れるもの!?頑張る主婦の癒しになりつつ、お正月感もあるメニューとは?
疲れを癒す効果のある食材には様々なものがありますが、お正月にピッタリで、縁起もいいと言われているものがありました。
貝殻がきっちりと対になっていることから、夫婦円満を願う食材として知られているハマグリには、疲労回復効果のあるアミノ酸が多く含まれています。
ハマグリに含まれているアミノ酸は、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸です。
グリシンは、細胞の新陳代謝を促して筋肉を強くし、疲労回復に効果が期待できます。
アスパラギン酸は乳酸の分解、グルタミン酸は弱った胃腸を強める働きがあるので、お正月で食べ過ぎてしまった時にもよさそうですね。
ハマグリの澄まし汁や酒蒸し、海鮮鍋などにすると、寒い季節にも体が暖まってホッとするので、オススメです。
紅白の色がめでたい印象のカニには、タンパク質や鉄分、ビタミンE、が含まれています。
ビタミンEの抗酸化作用は、老化防止などの働きで有名ですが、疲労回復にも効果があるんだそうです。
昔から、カニは霊的な力を持つと言われており、カニを食べることで、その力も頂くという言い伝えのようなものもあります。
おせち以外のお正月に食べる料理では、カニ鍋が意外と人気なようです。
見た目にも豪華で、普段なかなか食べないので、大人数でのおもてなしにもよさそうですね。
他にも、長寿を願っておせち料理に入っていることも多い海老には、疲労回復効果のあるアミノ酸の一種、タウリンが含まれています。
焼いても蒸しても美味しい海老ですが、他の具材も用意して、手巻き寿司やちらし寿司を作ってみるのはいかがですか?
酢飯を作る時に使うお酢に含まれている酢酸が、体内でクエン酸に変化するので、疲労回復に効果があります。
また、カツオやマグロなどの魚類、納豆を具材に選ぶことで、エネルギーを作るために大切なビタミンB群などの栄養を補うことも期待できるそうです。
食べてすぐに効果が実感できるわけではないですが、バタバタと忙しいお正月を、栄養バランスにも気をつけて乗り切ってくださいね。
お正月のお料理!おせち以外にも色々作り置いて、のんびり過ごしませんか?
おせち料理には、家族の健康など、様々な願いがこもっていたり、年神様を迎えるためには大切なものですよね。
ですが、毎食同じものを食べていると、ちょっと食べ飽きてしまって、他のものもつまみたくなることもあるでしょう。
パーティー料理でもよく見かけるミートローフは、ゆで卵が中に入っていないものであれば、小分けに切っておくと冷凍保存も可能なんだそうです。
ミートローフの材料や作り方は、基本的にはハンバーグと変わらないので、簡単にできてオススメですよ。
ミートローフを焼く時には、型に入れてオーブンで焼きますが、型がない場合でも、手で形を整えるだけで大丈夫なので気軽に作れます。
面倒じゃない時には、クッキングシートやアルミホイルで簡易的な型をつくって、それに入れてから焼いてもいいですね。
他にも、お正月料理に限らず、カレーやシチュー、おでん、餃子などを作り置きしておく人も多いようです。
普段の料理でも、食器や盛り付け方を変えると特別な感じになるので、ちょっと工夫して出してみると、面白いかもしれません。
まとめ
「お正月には年神様をお迎えしているので、家事や掃除を控えて、ゆっくり休みましょう」というのが昔からの習わしではありますが、なかなか難しいですよね。
それでなくても、主婦にはお休みがほとんどないようなものなので、疲れは蓄積されてしまうばかりでしょう。
必要であれば、冷凍食品なども上手に取り入れて、休める時には休んでくださいね。