暑い夏が終わったらなんだか鼻がムズムズするし鼻水まで。
季節の変わり目で風邪でもひいたかしら?なんて思いをしている方いませんか?
鼻の症状だけでなく微熱がある、咳が出る、たしかに風邪っぽいですよね。
でもあなたのその症状は花粉症かも!
花粉症といえば春先を思い浮かべがちですが、秋の花粉症も侮れないようです。
そこで今日は、秋の花粉やその対策をチェックしてみたいと思います!
秋にはどんな花粉が飛んでるの?種類は?春先の花粉との違いは?
花粉症と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり春先のスギ、ヒノキ、という方は多いと思います。
しか〜し!秋にも花粉はバッチリ飛んでいるのです。
まずは夏の終わりからから冬の初めまでに飛んでいる花粉の種類を見ていきましょう。
ブタクサ
ブタクサは名前はユニークですがどこにでもある植物です。
公園や道端、ちょっとした草むらなどによく生えています。
ピークは9月から10月の中旬まで関東での飛散が多いです。
11月には落ち着くのでほぼ症状は感じられなくなります。
小5にして有名どころの花粉をコンプリートしている友人の娘ちゃんはブタクサが一番辛いようです。
きっと草の生い茂った公園で遊んでいるから辛いんですよね。
ひどい時には鼻血が毎晩出ることも…。
ママも「遊ぶな」とも言えないようで、薬を飲んでしのいでいるそうです。
スギやヒノキと比べると喉もイガイガするようで咳も多いのだとか。
ヨモギ
ヨモギ餅にも使われているあのヨモギです。
ピークは9月なので10月くらいにはだいぶ落ち着くパターンが多いようですが、ひどい方は11月くらいまで辛いようですね。
カナムグラ
カナムグラは長いツルを持つブタクサと同様どこにでもある植物です。
9月から10月がピークですが、ブタクサなどよりも少し長く11月いっぱいも要注意です。
イネ科の花粉
ざっくりですが、秋のイネ科はススキやアシですね!
他にもイネ科の雑草は公園などに生えています。
夏から秋にかけてなのでブタクサやカナムグラよりは早い時期にピークは終わります。
どうもイネ科のどれか1種で花粉症になると他のイネ科にも反応しやすくなるようです。
おそるべしイネ科…。
スギ
スギ!?スギってあのスギ?さっきスギは春って…?
でも実は、スギはピークが春ですが10月くらいから飛び始めているんです。
量こそは少ないですが彼らは春に向けてアップを始めているんですね。
さて、春と秋の花粉の症状としての違いはあまりありません。
違いといえば花粉の飛び方や飛ぶ距離です。
春のスギやヒノキは高い木から長距離を雨のように降り注ぐ感じなので回避が難しいのが特徴と言えるでしょう。
一方秋の花粉は背の低い草なので飛ぶ距離も短く、草むらを避ければある程度回避できます。
しかし家の周りが草むらであれば風によって家に流れてくることもあります。
花粉症対策にオススメなのは?薬だけにたよらずお茶で対策してみる?
花粉症にはやはり薬を諸処方してもらい、症状を和らげるのが早道でしょう。
でも花粉症の薬って眠くなったりと副作用が少なからずありますよね。
お仕事で車を運転するという方などはなかなか飲めないのが現状でしょう。
また、薬を飲むほどではないけど気になる…という程度の状態だったりして、むやみやたらにお薬には頼りたくないという方もいるでしょう。
そんな時にはお茶で対策してみるのはいかがでしょう。
では花粉症にいいとされているお茶の種類をいくつかご紹介していきます。
べにふうき茶
漢字で書くと【紅富貴】です。紅茶として使われている茶葉です。
緑茶として茶葉にするとメチル化カテキンたっぷりになります。
このメチル化カテキンに抗アレルギー作用があります。
べにふうき茶は苦い味が強いので慣れるまでは我慢が必要です。
甜茶(てんちゃ)
中国のお茶で甜という漢字からわかるように甘みのあるお茶という意味です。
抗アレルギー作用のある甜茶ポリフェノールが含まれています。
この甜茶にはいくつかの種類があるんです。
中でもバラ科のものが効果が高いとされています。
このため、バラ科アレルギーを持っている場合には避けた方がいいかもしれません。
桃やさくらんぼ、りんごやびわもバラ科です。
これらのフルーツを食べると食後に痒く、などという症状をお持ちの方は避けたほうがいいでしょう。
また、甜茶は少し好き嫌いの別れる味かもしれません。私は少し苦手な味でした。
しそ茶
しそにはロズマリン酸というポリフェノールが含まれています。
このロズマリン酸に抗アレルギー作用があります。
しそには赤しそ、青しその2種類がありますが赤しその方が効能が優れていると言われています。
しそには粘膜を保護してくれる効果もあります。
なのでアンチエイジングにもオススメですね。
ノンカフェインでリラックス効果も期待できるのでお休み前にもいただけるし、お子さんでも安心してのむことができるのもいいですね。
お茶で花粉症対策をする場合、基本的には量を飲みすぎなければ体に影響はないのも嬉しいですね。
ただし妊娠中の方やお薬の飲み合わせが気になるという方は一度お医者さんに相談してみることをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
秋の花粉は影響範囲が狭目なので、そういえばアウトドアの時だけ辛い…なんて時は花粉症かもしれませんね。
もちろん自己判断はよくありませんので、なかなか症状が改善しないなどの時はお医者さんに相談するようにしてくださいね。
また、気になる方は一度アレルギー検査してみるのもいいでしょう。
少しお高めですが、自分のアレルギーがきちんと把握できます。
花粉症だった場合も何らかの理由で薬を飲めない、飲むほどでない、ということもあると思います。
そんな時には健康にも美容にもいいお茶はぜひ試してみる価値ありですね。