生きていると、どうしても行わなければならない事があります。
それは食事だったり睡眠だったり、トイレだったり。
その中でも、一番気を使うのが、「おなら」ではないでしょうか。
臭いもするし、音もするから、出来るなら出なければいいのに、なんてことも思ってしまいますよね。
でも、おならの臭いは食べ物に気を付ければ軽減できるんですよ。
おならと密接な関係にある食べ物や、生活習慣についてご紹介したいと思います。
臭いを軽減させる生活習慣や方法などについても併せてまとめてみました。
おならの臭いの原因とは?
臭いおならが出るという時、食べ物と腸に原因がある事がほとんどです。
高タンパク・高脂質といった、食事を主に摂っていると、腸内の悪玉菌が増えやすくなります。
その結果として、おならも臭くなります。
特に、肉類やニンニクをよく食べていると、便秘がちになったり、おならも臭くなったりしてしまうのです。
また、腸の働きが弱くなっていると、腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えます。
その結果、おならも臭くなってしまうのです。
野菜や果物など、食物繊維を含むものを食べる事が少ない生活でも、腸内環境は乱れ安くなります。腸内の善玉菌が作られにくくなり、悪玉菌が増える原因となるのです。
外食が多く、不規則でお酒をよく飲むという場合も、おならの臭いがキツくなります。
運動不足や睡眠不足、ストレスを感じているという状態の時には、腸の働きも低下しています。
おならが臭いだけではなく、便秘などの便トラブルにも繋がるのです。
揚げ物などの食事をしながら、お酒を飲んでいたりしませんか?
ニンニクの効いたようなこってりラーメンばかり食べて、野菜はあんまり、なんて言っていませんか?
悲しい事に、おならが臭くて当たり前になってしまいますよ。
おならの臭いや回数を軽減させる方法とは?
脂っこいものや肉類など、悪玉菌を増やすものを食べていると、おならの臭いは強くなりがち。
そんなおならの臭いを軽減するのにオススメの食生活や生活習慣は以下の通りです。
臭いを軽減するように心がけると、回数を減らす事にも繋がるので、まとめてご紹介しますね。
- 発酵食品、野菜、きのこ、海藻類などの食物繊維の含まれた食品を食べる。
- よく噛んで、早食いをしない。
- 食べ過ぎないように腹八分を心掛ける。
- がぶ飲みすると空気も飲み込んでしまうのでゆっくり飲む。
- 体内にガスが溜まらないよう、ゲップは我慢しない。我慢するとおならとして出てくる。
- 食後はすぐ横にならないようにする。横になると、げっぷが出にくくなるので、その分おならが出やすくなる。
- 便を溜めない。便が溜まるとおならの元となるガスが発生する原因になる。
- 規則正しい生活をし、ストレスを溜めない。
- 適度に有酸素運動をする。
生活に気を付けると、自分自身で臭いの変化にも気づけます。
恥ずかしい話になりますが、私自身、食生活を改善した事で臭いが変わりました。
便もするっと出るようになりましたね。
腸自体の働きも良くなったと実感していますよ。
おならが出ないように我慢すると起こる事とは?
臭いものには蓋をする、という言葉があります。
おならが出ないように努力する、という事もよくありますよね。
しかし、我慢しすぎるとよくない事が起こります。
排泄されなかったおならが、体の血中にとりこまれて、全身からほのかに臭うようになってしまうのです。
ひどい時には、口が臭くなってしまいます。
内臓に繋がっているので、口臭がおなら臭くなってしまうんです。
また、おならに含まれる毒が体内に巡ると、体はどうにかしようとします。
その結果として、ニキビや吹き出物などと言った肌荒れとして出てしまうのです。
腸の働きも悪くなるので、腸内環境も悪化します。
その結果、便秘を引き起こすだけではなく、新陳代謝に影響し太りやすくなってしまう事もありますよ。
恥ずかしいからと言って、出ないように我慢しすぎるのは、健康によくありません。
トイレに行ったり、誰もいない場所を探して、我慢しすぎない内に処理するようにしましょうね。
まとめ
ちなみに、腸内環境がきっちりと整っていて、便の状態が健康的であれば、そもそもほとんど匂いがしないといいます。
この状態になると、おならも当然臭わなくなりますよ。
音がしたりして確かに恥ずかしいものではありますが、臭くないおならが出ていれば、健康体である証明とも言えますね。
逆に、おならが出なさすぎると、腸の病気になっている可能性もあります。
お腹が張っていて苦しい、痛い、などの症状が続いておならが出ない、という時は病院の受診も検討してみて下さいね。