冷え性さんって結構多いですよね。
そんな冷え性さんには冬の寒さも、夏の冷房もどっちも辛いもの。
どうやったら改善するのかな?とお悩みの方もいるでしょう。
今日は、冷え性さんにオススメしたい「体があったまる」簡単でおいしいレシピを探してみました。
ほっこり美味しく、代謝も上げて、冷え性なんかに負けない毎日を送りたい!という方、ぜひチェックしてみてください。
辛い冷え性。その原因は一体何なのか?
冷え性は血流が悪くなったり、体のエネルギー不足により発熱が出来無いことで怒る不調です。
血行が悪くなる原因としてはストレス・自律神経の乱れ・露出の多い服や締め付けのある服などが上げられますね。
また、冷たいものや体を冷やす作用のある食品を過剰に摂取することによる冷えも血行を悪くさせると言われています。
エネルギー不足は栄養不足や筋肉量不足が原因とされます。
人には基礎代謝でエネルギーを発生させ、各臓器を動かしています(すごいざっくりですが)。
この代謝に必要な要素が足りなくなってくると、代謝量が落ち、体の熱発生量も落ちてしまうのです。
代謝が落ちてしまう理由には色々ありますが、単純な病気や老化によるものを除けば、不規則な生活や誤ったダイエット、乱れた食生活などが代表的な原因に上げられます。
この基礎代謝の衰えも冷え性を進行させる原因となります。
となれば、冷え性を克服するには、代謝量を上げて行きたいですね。
冷え性を改善するにはどうしたら良いのか?
まずは日々の生活を見直すことが大切です。
できるだけ規則正しく、一日6時間以上の睡眠をとる。
また食事内容を見直したり、筋肉を増やすためのトレーニングを行うことで冷え性は改善させていくことが出来ます。
食事では体を冷やす作用のある食品の摂取を控えたり、これらのものを摂るときは、温かいものと一緒にするように気をつけるといいでしょう。
体を冷やす作用のある主な食品:夏が旬の野菜・果物全般、コーヒー、緑茶、砂糖、暑い地域を原産とする食品
体を温める作用のある主な食品:冬が旬の食品、発酵食品、紅茶、プーアル茶などの発酵茶
運動も大切です。
特にハードな運動をする必要はありませんが、よく言われているのは1日20分以上の有酸素運動などですね。
具体的に言えば、ウォーキングが最適でしょう。
大股気味で早足気味に歩くことで、有酸素運動効果が期待できます。
20分程度なら、通勤で一駅歩くとか、意外とやってみると簡単にできるのでオススメですよ。
冷え性さんの「今冷えてる!」を改善したい体ぽかぽかのオススメレシピ
とは言っても、「今寒い!」という状態の時は、手っ取り早いのは体を温める食材を摂取することでしょう。
体の中からほっこり温まって、ホッと一息つける簡単レシピを探してみました。
レシピその1:ジンジャーティー
これは定番中の定番ですね。
生姜は体を温めてくれる食材としてよく知られています。
でも実は、使用する生姜によってその効果が変わってくるらしい。というのはご存知でしょうか?
生のすりおろしたり刻んだりした生姜はジンゲロールという成分により、 体の末端の血管を拡張し血行が促進されることが知られています。
この場合、体の内側は温まらないだけでなく、ジンゲロールの作用により汗腺が活発になり発汗から結果的には体を冷やす作用に結びついてしまいます。
生生姜には殺菌作用や抗酸化作用もあるため、風邪を引いて熱が出た時などに飲むジンジャーティーは生の生姜を使うと良いとされています。
それに対して、乾燥生姜はショウガオールという成分により消化器官に刺激を与え血行を促します。そのためシンゲロールとは異なり体の内側から温めることが出来ます。
このことから代謝を高め、ダイエットや健康の維持増進に効果があると言われているのです。
となると、冷え性改善に使う生姜は乾燥生姜がオススメということになりますね。
ただし、冷えを治したいからと大量摂取は消化器官が炎症を起こしてしまいますので一日10g程度を目安にしましょう。
作り方は簡単!
- ティーパックなどで入れた紅茶に小さじ1杯ほどの乾燥生姜を入れる。
以上!
もし甘さも欲しい場合は白砂糖は使わずはちみつや黒糖で補うようにしましょう。
お好みでシナモンを入れても良いですね。
レシピその2:かぼちゃ料理
かぼちゃにはビタミンEが含まれており、体の冷えには効果があると言われています。
冬至にかぼちゃを食べるのもこの体を暖める作用からだという説もありますね。
でもちょっと料理が面倒臭い食材なのも確かです。
そこでクックパッドでお手軽なレシピを探してみました。
材料かぼちゃ 130gバター 5g黒ゴマ 小さじ1塩 ひとつまみ1かぼちゃを1cmほどの厚みで切り、容器に入れ軽くしめらせ、ラップをしてレンチン(600w 3分)する。
2とりだして、バターをいれ熱で溶けていくバターが全体になじむように大きなスプーンやヘラでさっくり混ぜる。
3黒ゴマをふり、仕上げに塩をひとつまみかけ完成!
レシピその3:お野菜たっぷりのポトフ
たっぷり野菜を取りたい時の定番メニューの一つでもあるポトフもオススメ。
鍋に野菜とベーコンやソーセージなどを入れて炒め、たっぷりの水にコンソメ・塩・胡椒で作るポトフ。
冷蔵庫の古くなってきた野菜を大量消費したり、疲れて家事が面倒な日のメニューにしている方も多いのではないでしょうか?
冷え性さんの場合は、この時入れる野菜を、体を温めるものにするとより効果的です。
オススメの具材は人参、玉ねぎ、キャベツ、大根、白菜など。キャベツは生食では体を冷やしますが温めたキャベツには体を暖める作用があるといわれています。
千切りキャベツに染み込んだコンソメスープのジュワジュワ具合は絶品ですよ〜。
今流行りのスープジャーを使えばオフィスでのランチにもいいですね!
レシピその4:カオマンガイ
カオマンガイといえばタイやマレーシアなどで定番のチキンライス。
カオマンガイのライスはしょうがと一緒に炊き上げるため、ジンゲロールがショウガオールに変換され体を温めてくれます。また鶏肉も体を暖める作用があります。
こちらも超簡単に炊飯器で作れるレシピをクックパッドで見つけましたよ!
材料 (2合分)米 2合鳥もも肉(むねでも可) 200g長ねぎ(青い部分) 適量★鶏がらスープの素 大さじ1〜1.5★生姜チューブ 2〜3cm★にんにくチューブ 2〜3cm■ 【タレ】長ねぎ(白い部分) 1本分○生姜チューブ 2〜3cm○にんにくチューブ 2〜3cm○砂糖 小さじ2○オイスターソース 小さじ1○醤油 小さじ1○ラー油or豆板醤 小さじ1/2〜1○ナンプラー 小さじ1〜大さじ1(お好みで)1お米を研いで、その上に長ネギの青い部分を敷き詰めたら★の調味料を加えます2加えたら分量より少し少なめの水を注ぎ調味料が全体に混ざるように軽く混ぜます3軽く混ぜたら、中央に鶏肉を置きます(*全体に水が被さってるのを確認してください!)4【炊飯開始】
5【タレ】長ネギをみじん切りにします
6みじん切りにした5に○の調味料を加えます。加えたら全体が混ざるように混ぜてください7炊飯が終わったら、鶏肉とねぎを取り出して鶏肉を食べやすいようにカットして下さい8ご飯はしっかり混ぜ合わせお皿に盛ってください。ご飯の上に7で切った鶏肉と長ネギを添えます9.8に6のタレをかけてお召し上がり下さい!
レシピその5:焼きリンゴ
リンゴも冷え性さんには嬉しい体を温めてくれる食材。
コンポートにするのも美味しいですが、焼きリンゴも簡単でオススメですよ。
リンゴを半分にカットしたらバターと黒砂糖、シナモンをかけ、オーブンやトースターで火が通るまで焼くだけ。
お好みでラム酒などをふってもいい香りが広がって美味しいですよ。
冷え性は美味しく楽しく改善しよう!
冷え性さんにとっては夏場の冷房がきついオフィスや電車も、そして冬の寒さも、本当に辛いもの。
日常的に運動するように心がけたり、日々の生活を見直すことはもちろんですが、食事もとても大切です。
無理をせず、少しでも美味しくハッピーに改善していきたいですね。