旅行にも色んなスタイルがありますが、私のお気に入りは、その土地でのんびり過ごす、「暮らすような旅」のスタイル。
こちらの記事でも力説していますが、本当に好きなんです。
「暮らすように旅をする」となると、メインは「生活」になります。
これが楽しみの一つでもありますが、普段の生活と同様に、「お気に入り」を持つことで、楽しさがさらに増します。
今日は、旅先の暮らしであると嬉しい「お気に入り」の見つけ方について触れてみようと思います。
序盤は精力的に動いて「お気に入り」を見つけよう!
旅先の宿やアパートに到着して一息入れたら、先ずは周辺を歩いてみることになるかと思います。
その時に、アパートやホテルなど拠点の周りに、何か一つお気に入りの場所やお店、食べ物や飲み物などを見つけておくことをお勧めします。
とは言っても、闇雲に歩いても見つけられるものでもありません。
早いタイミングでお気に入りをゲットするコツは、やはり事前調査です。
「暮らすように旅をする」ことは、簡易的な引越しと捉え、行き先の生活情報をキチンと調べておくことが大切です。
その時に、自分の趣味に合う場所やアイテムをチェックしておくのです。
そして、現地に到着したら、その事前にチェックした場所やお店に実際に行って見て、お眼鏡に叶うかどうか確認して見ましょう。
お気に入りがデリだったら、朝や夜の自炊(というか、自宅での食事ですね)メニューをそこで買うようにしたりすることで、お馴染みになれるかもしれません。
また、お気に入りが公園だったら、観光や散歩の合間や、お出かけから戻ってきて、拠点に帰る前のひと時をそこで過ごしてみたりすると、幸せな気分に浸れるでしょう。
ちなみに、私の場合は、基本的にお気に入りはスーパーで落ち着くことが多いです(笑)
ドイツだったらROSMHAN、チェコだったらAlbartと、特に何の変哲も無いチェーンのスーパーなんですが、行くといろんなものが売っていて、それが日本とはやっぱり色々と違うので面白くてあっという間に時間が過ぎてしまいます。
その上、私の場合、朝が自炊になるのが基本なので、毎日アパートに戻る時に買い物に寄るので、行くたびにちょっとずつ違うコーナーを観察したりして楽しんでいます。
朝食用に買う食材もパンやチーズを最初はいろんな種類を買うんですが、そのうちお気に入りができて、それを中心に買ったりするようになりますね。
我ながらなんだか主婦っぽいなぁと思いますが(笑)、お気に入りの安定食材があるから、冒険も気軽にできるのでアリ!と勝手に決めていますね。
毎日でも、疲れた時でも、自分の好きなタイミングで「お気に入り」を堪能しよう!
さて、旅先で無事に「お気に入り」を見つけたら、それを自分の好きなタイミングで利用するようにしたいですね。
私のようにスーパーマーケットがお気に入りなら毎日帰りに寄る。
または、すっごく好みのスイーツを見つけた場合は、疲れた時に買って食べるとかですね。
ここら辺は何がお気に入りになったのかにもよりますし、取って置きをどのタイミングで楽しむかという個人の好みにもよりますので、あなたの好みのスタイルで満喫してください。
続けていると、普段の日本での生活と同じように、暮らしの中に潤いが生まれてくるのがわかると思います。
こうなったら、大成功です。
日本と同じように海外でも過ごすことができる。
むしろ、海外だからという効果も相まって、日本にいる時より心が豊かな生活が送れるようになると思います。
そして、この「お気に入り」が、後々までいい効果を生むんです。
「お気に入り」の思い出を日本に持ち帰ろう!
旅先で「お気に入り」をしっかり堪能したら、お土産として持ち帰ることも忘れないようにしてください。
お土産?どうやって?という場合もあるでしょう。
例えば食べ物や公園などをお気に入りにした場合、持ち帰るわけにはいきませんよね。
そんな時は写真や動画、公園だったら落ちていた木の枝や葉っぱを持ち帰りましょう。
生の植物は帰国時持ち込めないことがほとんどなので、落ち葉や枯れ枝などにするのが懸命です。押し花にするのもいいでしょう。
ショップでお気に入りができた場合は、お土産をかうのが手っ取り早いですね。
スーパーマーケットが常にお気に入りにランクインする私の場合は、そのスーパーのレジ袋をお土産に何枚か買います。
あと、友人ウケがいいので必ず買うのがポケットティッシュです。
これは、特にヨーロッパに行かれたら是非買ってみてください。(笑)
ゴワゴワの質感がなかなか受けますよ。
その割に、パッケージはなかなか可愛いので、ウケつつも、結構喜ばれます。
この、持ち帰った思い出は、いつまでも鮮やかに旅の楽しかった気分を蘇らせてくれます。
それが、次の旅へのモチベーションに繋がるんですね。
と、書くと、「オマエはレジ袋でモチベーション上げているのか」と笑われそうですが、結構そうかもです(笑)。
旅の総合的な思い出として、写真をたまに振り返ったり、撮った写真は、自宅のPCのスクリーンセーバーにどんどん追加したりしています。
でも一番、次の旅へと私を掻き立てる原動力になっているのは、意外とゴアゴアのポケットティッシュだったりすることも、とても多いのです。
「日本のと違う」というのも大きな要因かなと思っていますが、それを利用する生活をまた満喫したい。という思いが、次の旅先を一所懸命探しはじめるきっかけに、だいたいいつもなっているような気がします。
「暮らすように旅をする」体験をしてみようとされる方は、小さなことではありますが、是非参考にしてみてください。