一人暮らしを始めるタイミングって、人によって色々だと思います。
でも、実家を離れて一人暮らしをすることは、金銭感覚だけではなく、炊事洗濯などの生活力も身につくいい機会。
いざ、これから一人暮らしを始めようとした時、物件探しや、初期費用の確認、生活費の予想など、様々なことを考える必要があるでしょう。
今日は、新社会人が一人暮らしをスムーズに始めるためのポイントをまとめてみました!
一人暮らしを始めるタイミングとしてベストなのは?新社会人の場合
まず一人暮らしを始める前に考えておきたいのが、物件の敷金・礼金・仲介手数料、初回の鍵交換代などが含まれたいわゆる「初期費用」です。
初期費用の額は、都内や郊外など立地での違いもありますが、約30~40万円は、一気に出ていくと考えていいでしょう。
その他にも、家具や家電を一通り揃える場合には、約15~20万円は必要です。
一人で暮らしていくためには何が必要で、どのくらいのお金の余裕があるのかも確認したうえで、一人暮らしの準備を始めると、失敗も少ないでしょう。
そう考えると、新社会人が一人暮らしを始めるベストなタイミングとしては、入社後しばらくして、貯金も十分にあり、月々の生活費も予想ができた頃。
つまり、ちょうど今のような「夏場」に実際の物件探しに入るのがオススメです。
会社の移動など、自分で引っ越しのタイミングを決められない場合には別ですが、物件探しは、繁忙期を避けることがとにかくオススメ!
一般的に、不動産店舗の繁忙期は、大学生などの引っ越しが多くなる、2~3月頃だと言われています。
その時期には、選べる空き物件も少なく、実際に部屋を見に行く“内見”の予約も、取りづらいことが多いでしょう。
物件契約や、引っ越しに慣れていない場合には、不動産店の人からゆっくりと話が聞ける時に訪問すると安心です。
最近では、インターネット上で物件を探すことも多いですが、実際に店舗に行ってみると、ネットでは紹介されていない物件も存在します。
インターネットでの物件を参考に、店舗で似たような物件を探してもらうと、思わぬ掘り出し物に出会える可能性もあるでしょう。
物件の値段や、敷金・礼金などの比較検討をするためにも、不動産店は、2~3店舗くらい回ることをオススメします。
もしも、内見に行った物件が気に入った場合には、家具や家電を置きたい場所の寸法を測っておくと、購入する時に便利です。
実家から、家具や家電を持ってくる場合にも、事前に寸法を測っておけば、当日になって、「物が入らない!」というトラブルも少なくなるでしょう。
一人暮らしで大事な「部屋選び」の失敗談。こういう選び方はやめた方が良い?
部屋選びをする時に、初期費用を押さえようと、敷金・礼金ゼロ物件に目が行きがちですが、少しだけ注意が必要です。
敷金とは、部屋の退去時にかかるクリーニング代や、補修工事の費用で、入居時に払っておけば、そこから支払われる仕組みになっています。
敷金ゼロ物件の場合、その分の費用を退去時に支払わなくてはならないため、お金の余裕がない時には、大きな負担になってしまうでしょう。
また、敷金・礼金ゼロ物件の場合、家賃が相場よりも高いこともあるようです!
費用を抑える方法には、引っ越し業者は使わずに、自力で運ぶ方法もあるでしょう。
私の話になりますが、初めての一人暮らしの時、家具や家電は新しく購入したので、その場で新居への配送を頼み、後の荷物は自分で運び入れています。
大きい荷物があると難しいので、その時には無理せずに、安く抑えられる引っ越し業者を利用するといいですよ!
引っ越し業者も、不動産店舗と同様に、2~4月が繁忙期で、場合によっては、値段が高く見積もられていることもあります。
7月や11月には値段が安くなる傾向にあるので、様子を見て、見積もりをお願いしてみるといいでしょう。
どうせ一人暮らしをするなら、ロフト付きや、メゾネットタイプのオシャレな感じに惹かれますが、失敗談も多いようです。
ロフトのはしごの安定が悪い、ロフト内の空気がこもる、メゾネットの階段の上り下りが面倒臭いなど、色々あります。
私的には、コンセントやテレビ線、インターネットの線の位置が、普段使いたい場所から遠いと、失敗した感じです。
実際に住んだ時に失敗が少なくなるよう、内見の時には、細かいところまで、見て回ることが大切でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ざっくりまとめると、
- 一人暮らしを考えた時には、初期費用や、月々の出費についても改めて考える
- 物件探しは、ネットだけではなく、実際の店舗にも行って確認してみる
- 不動産店舗・引っ越し業者の繁忙期2~4月は、できるだけ避ける
- 内見の時には、家具や家電を置きたい場所を想定して、寸法を測っておくと便利
ということになるでしょうか。
新しい部屋で一人暮らしをするのは、とてもワクワクすることでもありますが、まとまったお金が出ていくことも事実です。
だからと言って、安く済ませようと妥協しすぎても、後が大変です。
どうしても妥協できない部分は残しつつ、削れるところは削ってカバーしながら、納得できる場所を探せるといいですね!