ドッグランやドッグカフェなど、最近では、犬を連れて利用できる施設も増えていますよね!
愛犬と一緒に出掛けられるのはとても楽しいですが、施設を利用するためにはきちんと躾をしなければ、他の人にも迷惑をかけてしまうでしょう。
犬を躾ける時にはご褒美を与えるのが一般的ですが、ご褒美と言っても、おやつだけを指す訳ではないようです。
犬にわかってもらうためには、躾の方法も大切になるでしょう。
そこで今日は犬のトイレトレーニングや、甘噛みについてご紹介します!
犬がトイレを失敗した時はどうやって言い聞かせる?上手くいったらどう褒める?
犬はもともと、一カ所で排泄をする習性はないと言われています。
そのため、犬を飼った時に最初に苦労するのが、トイレトレーニングだそうです。
犬がトイレに失敗してしまうと叱りたくなりますが、なんのリアクションもせず、淡々と後処理をした方がいいと言われています。
あなたが変にリアクションを起こして騒いでしまうと、犬は“構ってくれた”と勘違いする可能性があるようなんですね。
犬がトイレ以外の場所にしてしまった時には、ニオイが残らないように、犬用のトイレ消臭剤を使うといいでしょう。
子犬にトイレを教える場合には、子犬が排泄する時に、トイレまで誘導してあげます。
起きてすぐや、ご飯を食べた後などは排泄しやすい時間で、床のニオイを嗅いで回っている時には、トイレサインです。
誘導に間に合わずに他の場所でしてしまっても、ペットシートの上に移動させて、終わらせるようにします。
ペットシートの上でトイレが出来たら、すぐに「いい子」「よくできたね」などと声をかけながら、大げさに褒めてあげるといいでしょう。
犬がきちんとトイレを出来た時に褒めることを繰り返すと、嬉しいことと認識して、やがてペットシートの上で排泄できるようになります。
トイレトレーやケージなどでペットシートを囲むと、子犬がトイレを認識しやすいようです。
私も昔、犬を飼っていた時期がありますが、子犬の時期には、うまくトイレにできる時とできない時の差がありますよね。
何度も他の場所にされるとイライラしてしまうかもしれませんが、心の余裕と根気が必要になるでしょう。
犬は、3秒後には忘れてしまうと言われているので、褒める時には時間を置かないことがコツになります。
なので、外出などから帰ってきた場合など、あなたが犬のトイレを見ていない時には、トイレの成功を褒めたことは犬にはわかっていないでしょう。
犬を躾ける時には、少量のおやつやドックフードをご褒美として与えることもいいですが、褒めるだけでも犬にとってはご褒美になるそうです。
他にも、一緒に遊んであげたり、散歩に行くなど、犬が喜ぶこと=ご褒美と考えていいでしょう。
うちの犬がやたらと甘噛みする。子犬だから仕方ない?いつまでに治る?
子犬が甘噛みする理由には、乳歯から永久歯に生え変わることで、歯に痒みがあるからということが多いです。
成犬になれば治ることがほとんどですが、ある程度の躾はしておかないと、噛み癖が付いたままになる可能性もあるでしょう。
子犬は、好奇心や狩猟本能から、手や足にじゃれついて遊ぶこともあります。
小さいうちなら可愛いですが、手や足で遊ぶことが癖になってしまったら、大きくなってから癖を治すのは難しいでしょう。
犬は遊んでいるつもりでも、噛まれてしまったらケガにも繋がってしまい危険です!
手や足では遊ばないようにして、ボールやロープなどの犬用のおもちゃで遊ぶようにしましょう。
もしも、遊んでいる時に犬が手や足に噛みついてきた場合には、遊びは中断して無視してしまうといいそうです。
犬は、相手にされないことを退屈だと感じ、手や足には噛まなくなります。
噛まれた手や足は、引こうとはせずに、口に押し込むようにすると離してくれることが多いでしょう。
机やイスなど、犬が家具を噛んでしまう時には、噛み癖防止スプレーの使用をオススメします!
ただ、犬の性格などによっても、甘噛みの躾の効果が出るのは、まちまちでしょう。
犬に噛まれたくないものは閉まったり、噛んでもいいおもちゃなどを与えるなど、あなた自身も気をつけることも大切ですね。
まとめ
最近の家庭での犬の躾は、叱るよりも褒めることをメインにして、ダメなことをしていたら無視をする方法が主流になっています。
ただ、家族の中で犬の躾方がバラバラだと、犬も混乱してしまうので、統一してみんなで協力することが躾の近道になるでしょう。
家族の一員である犬を、愛情いっぱいに育てるのはもちろんですが、躾もきちんとして、マナーを守らせることも大切です。